ice's Libretto History : ice 君の Libretto 日記

11月06日の朝に読んだ電子メールで配信されるニュースで Libretto 30 が発 表になったのを知りました。前々から新型が出るとの噂はあったのですが、つ いにと言ったところでした。主な変更は「CPU: 75MHz ==> 100MHz」、「HDD: 270M ==> 500M」、「アプリケーションのリビジョンアップ」と言ったところ です。HDD が大きくなるのはすごく魅力でした。発注してからあまり時間が経っ ていなかったので、きっと納入されるのは新型だろうなという期待と共に。

当日、所外で会合があったので夕刻に戻ってみると、Libretto 一式の箱が 研究室の机の上に積まれていました。はい、納品されたのは「20」でした。 (;_;) ガガーーン、新型の発表を知ったその日に配達されるとは...。ウーム、 出だしから愛着のわくマシンになりそうです。(^_^)

このページでは、Libretto の話題を順に書いていこうと思っています。さて、 彼にはどのような未来が待っているのでしょうか?

11/06/96(水) : 晴れ、木枯らしが吹く

• Libretto 20 一式が納品されました。マシン自身は予想通り可愛いサイ ズです。なお外箱に「増設8Mメモリ キャンペーン商品在中」と言うシールが 貼ってあったので何のことだろうと引っかき回したところ、底から「増設8M メモリー」が出てきました。Libretto 30 が発表されることへの東芝の多少の 情けでしょうか? しかし既に 12M メモリーを購入してしまっているので、使 うわけにもいかず... (増設スロットが1つしかないため)。まあ、何はともあ れよろしくね。

11/09/96(土) : 晴れ

• まずはバックアップ。FD 約40枚を3時間ほどかかりました。なお、FD のフォーマットは別のマシンであらかじめしておきました。

  また、このバックアップの中には、Works、ViewDic、オーガナイザー、 駅スパートは含まれていないようですね(正確かは不明)。安全を考えて、ネッ トワークで他のマシンの HDD にも転送しておきました。

  そうそう、マシン名に悩みましたが「muu(むー)」と名付けました。 この名前は「 不思議なあの子は素敵なこの子 」の登場人物(?) の「のんびりやバク」の名前です。30 というお兄さんが 発表された今、のんびりと生活していくであろう私のマシンに向いているよう な気がしたからです。その意味では、これからの記録は「muu 君の成長日記」 とも言えますね。さて、彼はどのように大きくなっていくのでしょうか?

11/11/96(月) : 雨

• しばらくは Win95 マシンとして使おうかとも思っていましたが、誘惑に負け て Linux モデルにしてしてしまいました。参考文献としては 「天野＠群馬大学工学部（もと城西大学)さん」が 06/15/96 に NetNews に上げられた記事「[Installation Report] Libretto20 + Slackware」を参考にしました。

  最小構成(起動するだけ)の Linux をインストールするだけなら 1時間もあればできてしまいます(A1〜A5)。 ただ、この段階では PCMCIA EtherCard は認識するのですが、/sbin/route や /sbin/ifconfig 等のネットワーク関係のコマンドがないので、ネットワーク への接続がアクティブになりません。

  一つ注意することとして、ポートリプリケータ(PC カードアダプタ)を取 り付けて、そこに FDD PCMCIA を取り付けても起動時に FDD を認識してくれ ずに、HDD から立ち上がってしまうことです。FDD PCMCIA は本体側のスロッ トに入れる必要があるようです。

  後、天野さんのガイドは非常に丁寧に書いて下さってあるので、困ること はほとんどないのですが、私がはまったのは以下の5点です。

  • 「Setp_5」の後に、一旦リブートすること。
  • 「Step_8」で「=」マークをキーインするときに、キーボードのマッピング が変わっていること。
  • 「Step_9」でパーティションを切った後に、一旦リブートすること。
  • 「Step_9」でパーティションにファイルシステムを作るには、 「mkfs -t ext2 /dev/hda2」とした。
  • これは翌日の作業ですが、「Step_11」の最後に書いてある注意(sh ./install/doinst.sh の実行条件)は守ること。

  # [後日補足(03/14/97)] 「/install/doinst.sh」の存在は判りにくいので、 「more」等でじっくりと確認すること。

  # [後日補足(03/14/97)] 上記作業を通して、FD で用意しておくものは 「Win95 セットアップ起動ディスク」、「tlinux.exe」、「boot(net)」、 「A1〜A5」、「N1」、「N4」の計10枚。

  なお、今回インストールに使ったパッケージは、「 Walking Linux (アスキー刊)」に付属の CD-ROM で「Slackware-3.0.0 + JE-0.9.7z」です。

11/12/96(火) : 曇り

• まずはネットワークにつなぎたいということでコマンドを調べたところ、 「N1」と「N4」に含まれていることがわかりこれらを手動でインストールしま した。これで一応、ネットワークに接続できます。IP アドレス等を設定する ために「/sbin/netconfig」コマンドを使います。この設定だけでは、 pcmcia-cs が参照する「/etc/pcmcia/network」を修正してくれないので、 手動で修正します。「/etc/rc.d/inet1」が参考になるでしょう。

  # [後日補足(03/14/97)] 「N1」と「N4」を展開する方法は、Aシリーズと同様だが、 展開作業を行うディレクトリは「/(ルート)」で行うこと。

  ここまで来ればもうネットワークにつながりますから、ネットワーク的 にどこでも出かけていけます。引き続き、他の Disk Set を「NFS」インストー ルするために手近なマシンに SlackWare の CD-ROM をマウントして NFS がか かるようにします。(今回はチョコっと手こずりました)。

  # Solaris 2.5.1 for x86 にマウントして export しようとしたのです がうまくいかず、SunOS のマシンで export してもらいました。Solaris では exportfs の代わりに share というコマンドを使うようですがうまくいきませ んでした。しかも、1台目の SunOS マシンの CD-ROM ユニットがトラブっていて、 これにも悩まされました。

  # [後日補足(03/14/97)] Solaris 2.5.1 for x86 での export 方法(アクセス制限無し)。

  1. CD-ROM をユニットに装填。
  2. Solaris の root でログインして「# share -F nfs -o ro /cdrom/linux1」
  3. Libretto 側では、「# mount peter:/cdrom/linux1 /cdrom」
  4. これで、Linux 側の /cdrom ディレクトリに CD-ROM が見えるようになる。

  5. 一回、export するとあるエリアに登録されるらしく、CD-ROM をマウントするだけで、share されるみたい。<=== 本当かな?

  # [後日補足(未確認です!!)(03/14/97)] SunOS での export 方法(マシン muu にアクセス許可)。

  1. CD-ROM をユニットに装填。
  2. SunOS の root でログインして「# mount -t hsfs -o ro /dev/sd0 /cdrom」
  3. 「# exportfs -i -o ro,access=muu,root=muu /cdrom」
  4. Libretto 側では、「# mount peter:/cdrom/linux1 /cdrom」
  5. これで、Linux 側の /cdrom ディレクトリに CD-ROM が見えるようになる。

  「setup」コマンドで「NFS からのインストール」を選択します。が、う まくマウントできなかったので、手動でマウントして、そのディレクトリから 読み込むように指定してインストールを進めました。どのセットを選ぶかには 多少時間がかかりましたが、指定し終えると 30分ほどで入ってしまいました。

  # 手動でのマウント : mount akebono:/cdrom/SLACK300/slakware /cdrom

  選択したセットはまず「使える最小構成+α」ということで、「AP」、 「D」、「K」、「Q」、「X」、「XAP」を選びこの中を取捨選択しました。「A」 と「N」については手動でインストールしたので、選択しませんでした。この ような構成で、HDD の使用状況は「73M 使用、132M 未使用 (36%)」という ところでした。X まで入れたのに、意外とコンパクトに納まっているので驚き ました。

  X を起動するために「xf86config」コマンドを使って 「/usr/X11R6/lib/X11/XF86Config」の設定を行ないましたがうまく起動しま せんでした。そこで前述の 「天野さん」の記事にある「XF86Config」を流用さ せていただきました。なお、前述の「xf86config」コマンドでは 「/etc/XF86Config」を作るらしく、また、起動時にもこれから順に参照する らしく、「/usr/X11R6/lib/X11/XF86Config」を参照してくれません。 「/etc/XF86Config」を move(改名)して無効にしました。

  次に JE のインストールを行ないました。ここでもあまりたくさんは指 定せずに不足したら追加すると言う考えでセットを指定しました。とは言えちょっ とテンコ盛りになってしまいましたネ。(^_^) 基本的には「ルール」を使って 「base」、「gs」、「Mule」、「Wnn」、「TeX」辺りを指定しました。こちら も指定には若干時間がかかりますが、インストール自身は 7分ほどで終ってし まいました。このような構成で、HDD の使用状況は「115M 使用、91M 未使用 (56%)」というところでした。このぐらい容量に余裕があるなら十分 Libretto のHDD(270M) でも Linux マシンとして使えると言う感触を得ました。

  喜んで「Wnn」を立ち上げようとしてはたと困りました。「jserver」コマ ンドがないのです。確かに「Wnn」セットも指定したはずなのに...。再度 JE のインストーラーを立ち上げて指定してみましたが「/usr/local/bin/Wnn4」 にはインストールされません。そこでインストールされたファイルを思い浮か べてみると幾つか不足しているように感じました。そこで Wnn 関連のアーカ イブファイルを調べてみたところ「wnnsbin.tgz」と「wnndic.tgz」がインス トールされていないことに気づきました。手動でこれらを入れたところ、無事 に「jserver」等が現れました。

  「.emacs」、「.eggrc」、「~/elisp ディレクトリ」等の Mule 関係や 「.cshrc」、「diary」等の設定ファイルを身近なマシンから ftp してきて、 Mule を立ち上げ、「M-x boil」したところ、無事日本語を入れることができ ました。カレンダー(calendar.el)も使えています。(^_^)

  ただ、Wnn は立ち上げ直後に「Wnn サーバーに接続できませんでした」 とか「逆引き辞書ではない」とか言ってきますが、まあ、これも愛敬でしょう。 前者については、root になって「chmod a+w /tmp/jd_sockV4」を行なうとク リアーできます。後者は無視して再変換をかけると漢字に変換してくれます。

  話が前後しますが、X も快適に動いてくれています。ただ、デスクトップ マシンで広い画面に慣れているので、狭い X を使うには使い方を工夫する必 要があるかもしれません。これに関連して Mule を立ち上げると1画面以上の 広さで立ち上がってしまうので、設定が必要なのでしょう。また、フォントも 欠け気味になっているので、フォントサイズの指定も要りそうです。

  しかしまあ、当初自分の求めていた環境が手に入ったことになります。 しかも X 込みで!! TFT 画面の X ってきれいなので、kon コンソールが見劣り してしまい、ジョブの重さを無視して X を常用してしまいそうです。スピー ド的にも不満はありませんので。この文章も X 上の Mule で書いていますが、 キーボードも慣れですね。ますます愛着がわいてきました。少なくとも、情報 ビュワーと簡易エディタには Libretto + Linux が十分な環境を提供してくれ ていると思います。後、機能的には端末として使えるかと言うことでしょうね (半角カナをどのように克服するか)。

  Linux 化の作業をスタートさせて思考錯誤しながら通算でも8時間もかか らずに理想環境が手に入りました。少なからず T3400 の時のノウハウが生か されているとは思いますが、十分満足しています。これからは、どのようにこ のマシンを活用していくかが課題のように思います。

  自分へのメモ : 各セットの中のどれを選択したかをまとめておくか?

11/13/96(水) : 曇後晴れ、風強し

• 一晩使ってみて、感じたことをまとめておきます。

  昨夜、muu 君を宿舎に持って帰って前述の記録をまとめたのですが、まず 第一印象として、軽いと言うことが挙げられると思います。インストールログ を作るということで、関連書籍2冊とメモをカバンに入れた上に、muu 君を入 れたのですが、いつもの重量と違和感はありません(日頃から重い?)。

  キーボードのサイズは前述の通り、慣れでほぼ普通にキーインできます。 ただ、「Mule」と「Wnn + boiled-egg」で「Ctrl」を多用するのですが、キー ボード左下にかわいく存在するので、「Shift」を押してしまいがちになりま す。どうせ使わない「Caps Lock」キーも「Ctrl」に割り当てようと考えはじ めました。

  Libretto にはハイバネーション機能という、データ保護機能があるので すが、これを有効にすると HDD に休止情報を待避する(約23Mbyte)ので、 HDD をなるべく広く使いたい今回のような場合には不向きです。T3400 には、 サスペンド機能があって、LCD を閉めるだけでマシンが停止して重宝しました が、Libretto にはこのような機能がないようです。移動するためには、即 HDD の回転は停めたいし、消費電力も抑えたい。出先でいちいち起動するのは時間 が惜しい。等を考え合わせると、サスペンドライクの何かの工夫が要りそうです。

  まずは試しに、今朝、宿舎から LCD を閉じただけ(起動したまま)でカバ ンに入れて持ってきましたが、無事に動いているようです。また、井の頭線で は Mule を使ってみましたが、即使えることが体感できて非常にうれしかった です。

  このようにサスペンド機能が無い場合の、バッテリーの持ちにも興味があ ります。通勤程度なら、標準バッテリーだけで十分でしょうが、所外の会合等 に出てそこで使うような場合、大容量バッテリーを同伴させるだけで良いのか、 また、定期的にバッテリー残量をチェックしておかないといけないのか等、し ばらくは監視して体得しておく必要がありそうです。あまり短いようだと少し 厄介なのですが...。

  後、バッテリー残量を Linux 上で知る手だてを用意する必要があります。 APM を入れるのが良いのかもしれませんが、前述のようにサスペンド機能がな いので、AMP を入れても有効に使えないような気もしますし、また、バッテリー 残量を知るためだけに入れるのもねぇ。この辺は今後の検討課題と言うところ でしょうか。

  まあ、しばらく使ってみてまた判断しましょう。

11/15/96(金) : 晴れ

• jserver がマシン起動後に自動的に立ち上がるように /etc/rc.local に設定しました。

  同時に「Caps Lock <==> Ctrl 交換」も指定しましたが、 こちらはあまり芳しくないので、調査することにしました。

  Mule 内で使う「calender.el」の日程入力時の日付のフォーマットを 好みのもの(MM/DD/YYYY)にするために peter:~/elisp/diary-ins.elを 同じディレクトリに転送しました。

11/16/96(土) : 晴れ

• 前日調べると言っていた「Caps Lock <==> Ctrl 交換」ですが、 「 Run Run Linux(アスキー刊)」の148ページに解答が載っていました。 どうも「defkeymap.map」を同時にロードする必要があるようですね。 と言うことで「loadkeys defkeymap.map cl2c-d.map」とすることにしました。

  しかし、良く考えると「Caps Lock キー」はあえて必要ないので、 「Caps Lock ===> Ctrl 変更」とすべく 「cl2c-d.ice.map」を作りました。 そして、これら設定が、自動的に立ち上がるように etc/rc.local に設定しました。

  なお、本来は、106 キーボードなので「loadkeys defkeymap j106-d」 とすべきかもしれませんが、デスクトップマシンで 101キーボードを 使っているのでそれとの互換性ということから、キートップの刻印とは 異なる 101キーボード仕様で使うことにします。

  ついでに、ライブラリとコンパイラのバージョンアップを行いました。 前述「Walking Linux」の255ページからを参考にしました。

  less コマンドを使うと2バイト文字が化けるのは「setenv LANG japanese」 と設定することにより正常になりました。そこでこれを 「~/.cshrc」に設定しました。

  しかし、man コマンドについては、きれいに整形されません。 新たな宿題のようです。

  帰宅後、Mule を使っていたところ、「BackSpaceキー」と「Deleteキー」 の役割を交換したくなったので、「~/.emacs」 のコメントを外して、目的通りの動作をするように設定しました。

11/17/96(日) : 晴れ

• Mule 上の「BackSpaceキー」の件、うまく行ったと思ったのもつかの間、 X 上の Mule と kon 上の Mule で動作が異なることが判りました。

  しかし、よーく調べてみると「-nw(no window)オプション」を付けるか どうかで違っていたようです。一瞬、どっちの .emacs を使っても 意図通りの動きをするのでびっくりしました。

  と言うことで、まとめます。kon 上や X 上で単に「mule」と起動するときには、 「コメント付きの .emacs」を、 X 上で「mule -nw」で起動するときは、 「コメントを外した .emacs」を使えば 「BackSpaceキー」が意図通りの動作が得られます。 また、起動時に初期化ファイルを指定するには「-lオプション」 を用いればよく、今回は、後者に「.emacs.nw」と名前を付けたので、 この時は「mule -nw -l .emacs.nw」とすれば良いことになります。

  ここから語調が変わります。(^_^)

  帰宅後、突如 Wnn が起動しなくなってしまった。試行錯誤したが、原因が特定できず。root だと入力できることを発見。その後しばらくして復帰した。気持が悪い。

11/18/96(月) : 曇りのち晴れ

• LCD 右側のヒンジ部のガタを東芝に電話で相談した。秋葉原のテクニカル センターに持ってきて欲しいとのこと。近々行こう。 同時に、サスペンドのことを聞いたが、ハイバネーションしかないとこのこと。残念。

  man コマンドが整形されずに表示されることについて、 NetNews にも同様の質問が上がっていた。結局、パッケージのミスのようで、 Walking Linux のサポートページに修正情報が載っていました。 これにしたがって作業をすることにより、表示されるようになりました。 (ちょっと迷いましたが)

11/19/96(火) : 晴れ

• Libretto 用 500M HDD が秋葉原で売られているらしいことが NetNews で紹介されていました。39800 円。ありがたい。 また、金具も 1000円で。これで切り欠かなくても良くなる。

  同僚から「Linuretto(りぬれっと)」というあだ名を付けてもらいました。 Linux の入った Libretto を縮めて。可愛い名前ですね。

01/08/97(水) : 晴れ、寒し

• 電子配信型ニュースの PC Watch によると、Libretto 50 が出たそうです (248000円(With Word&Excel)/228000円)。秋葉原等ではもう店頭に出てるとか。 今回の改訂は、CPU: P5-75、HDD: 810M、サウンド出力等が挙げられますが、 バッテリーの持ちは若干短くなったようですね。という意味では 魅力はないのですが、オプションのポートリプリケーターに CRT と PS/2 キーボード、PS/2 マウスの口が付いたそうで、 プレゼン用(Power Point等)に使えるマシンとなりました。 この点は魅力だと思います。この新ポートリプリケーターを Libretto 20 に付けることができるのなら良いのにな(未記述)。

  手帳代わりに 30、プレゼン用に 50 ってところがベストな 購入方法でしょうか? 私の 20 はますます可愛そうな境遇に 負いやられてます。(;_;) <=== 私が可愛がってやるからね。ヨシヨシ。

  それと、電子配信型ニュースのほとんどが有料になりつつあります。 Impress、Softbank、日経。Impress は既に購読していますが、 Softbank は止めた。日経は2月からだって(500円/月)。 どれを最終的に残そうかな。

01/12/97(日) : 晴れ、この冬一番の寒さ

• T-Zone ミナミのToshiba のコーナーに Libretto 50が展示されていたので、 係員のお兄さんに「50用のポートリプリケーターが20や30に接続可能か」 聞いたところ「コネクター形状が異なるのでムリです」と言われてしまった。 残念。50 って、ポインターのあたりのデザインが変わったんですね。

01/19/97(日) : 晴れ

• センター試験の本試験は一応終わった。来週は追試験。 どちら事なきで通過してほしいものだ。
• 今回の業務の合間にも Libretto は活躍してくれた。 出先でもバッテリーで長時間稼働でき快調である。
• ところで、最近気になることがある。私のこの Libretto のページを 海外から参照してくださっている方々がおられることだ。 その方々は、他のページには目もくれずこのページだけを見に来られているようだ。 日本でしか販売していないマシンの、日本語のページに。 どうやってこのページの存在を知られたのであろうか? もしよろしければ、このページをどこで知られたのを お教えいただけませんか? ＞ このページの訪問者の方々

03/06/97(木) : 晴れ、暖か

• 同僚の U 氏が Libretto 30 を(奥さんに内緒で?) 衝動買いしたらしい (オプション品も含めて15万円程)。今なら 30 が BestBuy のような気がしますね。

03/07/97(金) : 晴れ、4月下旬の暖かさ、汗が出た

• 現在発売されている、DOS/V Mag. 97.04.01(?) と Mobile PC 97.04 (いずれもソフトバンク) に Libretto の記事がある。 クロックアップ、HDD 換装等が載っている。20 と 30 (どちらもノーマル)で バッテリーの待ちに違いがないとのベンチマークも出ている。 真偽は別として、この点からも 30 が一番良いねぇ。羨ましいなぁ ＞ U 氏
• Libretto に関して、ちょっと調べたところ、 参考になる Web サイトを2つ見つけた。
  • Libretto20 FAQ集 Ver.1.1
  • Note PC Guide Japan
  前者では、海外で使うためのアダプタのことや、ビデオ信号を取り出すための PCMCIA カードのことが書いてあって参考になる。 また、後者では、ノートパソコン全体(含 Libretto)にわたっての情報が 掲載されていてありがたい。

05/25/97(日) : 晴れ

• Libretto 用の AC アダプタの DC 側ケーブルが長すぎるので、 オスとメスのプラグを買ってきて工作。出張にも持って行きやすいようにとの目的。 この手の 3.1φのプラグって工作しにくいんですよね。 じっくりハンダゴテを当てているとケーブルの被膜がダメになってしまうし、 かと言って、瞬時だけだとひっつかないし。まぁ、私に技術がないだけなんだけど。
• 無事に作業も終って、テスターでショートしていないことと 電力が出ていることを確認して Libretto に差し込むと、 一瞬電源 LED が点灯した後、つかなくなってしまった。ガガァン。 再度プラグを確認すると、今度は電流が流れていない。ガガァン^2。 アッセ、アッセ。原因不明。不審なことは何もしなかったし。
• 幸いマシンの方は無事に起動する。これだけでも幸いか。でも、 研究室に戻るまで、大小各1本のバッテリーで持たさなければいけない。辛い。
• 再度、プラグを確認すると、中でショートしているとも見える個所を発見。 ラジオペンチを駆使して、両極の金具が離れるようにひん曲げてみる。 そして再度測定。オオッ、復帰した。どうもオスプラグのサヤをねじ込むと プラス/マイナスの金具が近寄ってショートしていたみたい。このプラグは購入直後に 「大丈夫かなぁ」とは思ったのだが忘れていた。早めに気が付けば 交換してもらっていただろうに。
• それにしても、アダプタが無事だったのもありがたかった。 東芝の AC アダプタは、アダプタ側で電流の監視をしていると聞いていたが、 このような場合にも機能してくれるのでうれしい誤算。 逆に、製品と同じボルトでアンペアの大きめのトランスやスイッチング電源を 見つけてきて Libretto の AC 電源にするという技は使えないのだが... (電流の監視機能がないので、過電流を流してしまって本体がパァになる)。
• 余ったケーブルは、メスのプラグを付けたので、延長ケーブルとして機能する。 当初予定していた長さより短くなったが、 何はともあれ軽快な AC アダプタができた。(^_^)

06/02/97(月) : 曇り

• Libretto 100 が発表になるらしい。100MHz 16Mbyte 1GByteで アプリ付きが、198,000(エクセル & ワード)。 この程度の変更なら 50 から一挙に 100 に上げる必要があったのかな。ちょっと疑問。

06/06/97(金) : 曇一時雨、夕刻に夕立ちあり

• テーマ指定討論会のパネラーの一人が Libretto の LCD を見ながら意見発表をするのを発見。なるほど、 プレゼン以外にもこのような使い方があるのかと新鮮に感じた。

06/10/97(火) : 梅雨なのに晴れ

• 先日発表されるらしいと書いた Libretto 100 は、どうもガセネタのようである。 というか、代りに Libretto 50 のアメリカモデルが発表された。 これは、 キーボードが 101 キー で日本モデルよりキーピッチも広いらしい。 個人的には 101 キーが好きだからアメリカモデルに魅力を感じる。 キーボードまわり以外には取り立てて変化はないようだから、 周辺のパーツも流用できるのだろう。 詳しくは、東芝アメリカのページへ。
• なお、同じ3日に、Portege 300 と Tecra 530 も同時国際発表された。 サブノートとノートブックだけど結構魅力的。日本モデルについては、 東芝のページへ。

06/24/97(火) : 晴れ、蒸し暑い、今シーズン初めての真夏日だとか

• 東芝が Libretto 60 を発表した。CPUが Pentium 100MHzになったのに バッテリ駆動時間は長くなったとか。少し魅力。 でもアメリカモデルは当面発表されないとのこと。キーボードが106ではねぇ。 詳しくは、東芝のページへ。

07/01/97(火) : 晴れ。暑かったけど猛烈ではない。

• 大学院時代の先輩 Nさんが Libretto 20 に 12M-RAM と Etherカードを付けて 8万円程で買ったと連絡してきた。安いなぁ。 ただ、FDD が手に入らないので、何か方法はないかとのこと。 いくつか調べて、メールしておいた。 役に立つかな?

07/02/97(水) : 晴れ後曇り。時々雨。

• 先日の Nさんから Libretto 60 用の新しい FD接続キット(PA2612UJ)が、 20 でも使えるという連絡を受けました。 しかも、20用が 2.5 万円なのに対して 60用は 2.0万円だそうです。 この辺りの情報もどっかで流してほしいですね。 ちなみに「足元を見られたのか定価売りだった」とのことです。 商売がうまいというか、ウーム、寂しいぞ!! ＞ 東芝

07/12/97(土) : 雨

• 同僚が先日 Libretto 60 を発注したらしい。 20 の3倍の Libretto、どんなんだろっ。 いぃもん、ドーセ初期型ですよ。 <=== って、いじけてどうする。(^_^)
• このページとは直接関係ないけど、私も先週 Toshiba Tecra 740CDT (アメリカモデル)を発注した。 何台目の Toshiba 製品かな? 結構な数になるぞ。楽しみ。

07/18/97(金) : 晴れ

• とある会合に出たところ、参加者の一人から 「Libretto 60 の製造は終了した。秋頃に新モデルが出るかららしい」 との情報を得た。さて、この情報の確信度は。それほどあやふやなソースでも なさそうだし。同僚に教えてあげよう。納入されるのかな?

07/24/97(木) : 晴れ

• 新幹線車内で Libretto ユーザーを発見。モデルは不明だが、 厚みがあるので、20/30 ではなさそう。Win95 モデルだった(当たり前か)。 同僚のレポートによると、TV ドラマ「新(?)太陽に吠えろ(?)」でも、 Libretto が小道具として登場したとか。でも、俳優のセリフは意味不明だったとか。

  # [後日補足] 厚みがあったのは、裏ブタを交換されていたからのようでした。 Libretto の厚みを目で見たぐらいでは、型番が判別できないと思います。 厚いと疑った「not 20/30」君、ごめんなさい。

07/30/97(水) : 小雨後、どしゃ降り

• Libretto 20 に Linux を入れたいんだけど、うまくインストールできないので 助言をお願いできないかと言うメールが来た。このページをご覧になったらしい。 原因はよく解らなかったけど、気の付く点を指摘しておいた。役に立つかな?
• リブラーメーリングリストがあるよとの案内が fj.mail.lists に出ていたので、 早速登録した。トラフィックはあまり多くないらしい。 それと、Libretto 20 のユーザーって少ないのかもね。サミシー。(;_;)

08/01/97(金) : 晴れ

• Libretto の US モデル(50CT) が発表されたので、 キーボードが見てみたいと思っていたら、東芝のメールングリストで 「画像を送りましょうか」と言ってくださった方があったので、 お言葉に甘えて画像をいただいた。 見ての感想は「ウーン、広い!!」です。百聞は一見にしかず、ご興味のある方は ご覧ください。 日本モデルより使い易いそうです(15mm ピッチ)。そーだろーなぁ。羨ましい。
  画像を提供いただいた、嶋さんに感謝します。

08/05/97(火) : 曇りのち、雨と強風

• 同僚の Web ページに「Lib Lib Love Love」というページがあるのを発見。 Libretto 60 発注からのレポート(って、現在発注段階なのだが) をまとめていかれるらしい。心の動きが読み取れて面白い。頑張ってね。
• 我が方は、この所 HDD 乗せ換えを考えていたのだが、 裏ブタに細工したりするのもためらわれたので、 素直に同じ厚み(8.45mm)の 810M を調達してきた。
  調達物一覧(Libretto 関連) :
  1. HDD : Toshiba MK0803MAT : 31800円 : BLESS
  2. Eject 金具とネジ : 保守部品 : 1000円 : チチブデンキ
  3. ポインティングキャップ(3個) : 保守部品 : 400円(?) : チチブデンキ
• MAXUS に「透明の裏ブタ(12.7mm HDD 用)」があったのだが、18000円ということで、 今回はあきらめた。アピール度が高いのは認めるが、 810M HDD も手に入ったことだし。次回欲しくなって、 その時に在庫がなくなっていたら、縁がなかったものとしてあきらめよう。 ちなみに、普通の色のものは 15000円だった。店員のお兄ちゃんは なかなか面白い人であった。まけてくれたら買ってたかも。(^_^)
• と言うことで、早速パーティションとかを決めて使いはじめなくっちゃ。 でも、その時間がないままに夏休みに突入しそう。

08/25/97(月) : 曇り

• Slackware 3.2 (04/29/97 版)はどうもおかしい。
  富士通 FM/V に Linux を入れようと考え、いろいろと試行した結果、 この版はどうもおかしいと言う結果に達した。 このマシンにはオンボードで Ether ポートを備えている。 調べた結果、このポートは FMV-186 と言うチップによって コントロールされているらしく、Kernel の 2.1.34 辺り以降で サポートされていることが判った。と言うことで、 2.1.36 をコンパイルして試すと、root でもログインできない。 2.1.50 はコンパイル中にエラーで止る。 でも、2.0.30 なら、すんなりコンパイルやログインはできる、が、 目的の Ether ポートは使えない。 と言うことで、Slackware 3.1 に下ろすことにした。 この結論を導き出すまでに、一週間。ちょっと無駄だったような気がしてならない。

08/26/97(火) : 晴れ

• ここ1週間の調査結果を一気に放出して、 FM/V、 Tecra、 Libretto(810M-HDD) に Linux(Slackware 3.1) をインストールした。 Libretto には Win95 も。快適快適。

08/28/97(木) : 晴れ

• 研究会の合間(?)に、Libretto の XF86Config を作成した。 XFree86 3.2 でも以前のバージョンと新しいものとでは形式が 変わっているようで、修正が必要だった。
• PCMCIA Video Capture Card として、 IBM Smart Capture Card II (SCC2)を使っているが、 本来サポートされている OS は Win や OS/2 だけである。 Win95 での使用感はなかなか良く、Libretto がチョットした TV に早変わりする。
• また、面白いことに、最新ドライバーは IBM の Web ページではなく 京都インターネット内に置かれていたりする。 加えて言うと、ドライバー自体は 琵琶ネットに置かれていたりする。 なかなか面白い。開発部隊が関西にいるってことかな。
• このページを読めば判るが、Linux 関係のドライバーを書いている人がおり、 それらの情報は、 九工大の 大橋さんのページ に詳しく載っている。
• そこで、Libretto の Linux でも使ってみようと、神戸大の岡村さん (oka@kobe-u.ac.jp)が開発した SCC Driver Package(Ver.0.33)をインストールすることにした。README では、 pcmcia-cs-2.8.x に対応しているとあるが、コンパイルはすんなりとは通らない。 4時間近く悩んだ結果、Makefile の修正が不十分だと言うことを発見した。 pcmcia-cs-2.9.2 でも異常なく動いてくれている。一時期、SCC2 がうまくいくと Ether が通らなくなると言う不可思議 かつ致命的な状況になったが、 たまたま各バージョンをコピーしてあったので、順に試していって解決できた。
• ドライバが通ったところで、SCC2 アプリとして、xscc を試したが、 キャプチャーされた画像を X に表示するだけで、TV チューナーのコントロールは 自分で書かないといけないみたい。TV だけは Win95側で見ることにしよう。 もう一つ、nv (SCC 対応版)と言う電子会議の画像部分をハンドリングしてくれる ツールも試してみたが、こちらはうまくいった。CU-SeeMe にも送れる。 ただ、Chat ウインドウがないのがちょっと寂しい気分。

08/29/97(金) : 晴れ

• 昨夜は、気がつくと終電の時間が近付いてきており、 取るものもとりあえずダッシュして研究室を後にした。 井ノ頭線は時刻表より早く来ることが常習化しているだけに焦った。 結果的には、駅のベンチで座って待てるほどに少し余裕があったのだが。
• ふと、そうだ帰宅時の鞄の中でコンパイルしてしまえば良いんだと思いつき、 早速、Makefile 等をチェックして、コンパイル開始。 結局、山手線内でコンパイルが終了したようだった。 こういった定型的な処理を可搬パソコンで行なうのはなかなか有益だと思った。
• 宿舎に着いて、Ether と SCC2 の両方をちゃんと認識してくれたのは嬉しかった。 これぞ Mobile PC!!
• 電子カメラ関係のツール(DOS, Win95, Linux)をインストール。 今まで、カメラから専用の転送ボックスを使用して ATA/IDE カードに転送していたが、 Libretto にツールを入れる余裕ができたので。DOS と Linux はフリーソフト。 提供していただいてありがとうございます。 でも操作性の点で、Win95 のツールを使うことになるかも。
• Libretto で ATA/IDE カードを認識させることもできるようになった。
• 今日の作業ではないが、/proc/apm でバッテリー残量が見られるようになって 重宝する。cat ではなく便利なツールもいくつかあるようだ。

09/01/97(月) : 晴れ

• 同僚が Libretto 60 にインストールしているが、悪戦苦闘しているみたい。
• SCC2 にデジタルVTR を接続してみた。きれい、きれい。

09/08/97(月) : 晴れからドシャ降りへ。そしてまた曇り

• 最近、このページに対して、とあるサイトからのアクセスが 増えていたので、午後の会合でお会いした M さん(そこの所属)に 「最近見に来られてますか?」と質問してみたところ、ズボシだった。(^_^) 何でも Libretto 60 を手に入れられたとかで「RedHat Linux を入れたい」 とのことでした。頑張ってください。
• と言うことで(?)、「Libretto 60 早々にリプレースか?(07/18/97)」情報は、 単なる噂だったようです。失礼しました。

09/09/97(火) : 曇り時々雨

• Libretto とは関係ないけど、Tecra 750 が発表になったらしい。 233MHz版モバイルMMXペンティアム、740 より1.5時間長い約4時間の バッテリー持続時間。エーン、悲しいよぅ。(;_;)

09/16/97(火) : 雨

• 同僚が「Libretto で PPP」に挑戦しいているが、 なぜかコネクションに時間がかかるといって悪戦苦闘している。 Megahertz のモデムだとすんなりいくらしい。 でも、3Com のマルチファンクションカードだけが悪いわけでもなさそう。 グワンバってね。

09/17/97(水) : 薄日から晴れへ

• Netscape Communicator をインストール。あっさりと実行できた。 ただ、表示フォントのデフォルトが悪いので、ANK 文字が小さくて設定に苦労した。 一旦再起動しないと反映されないだもの。
• ヒョンなことから、CU-SeeMe の reflector をインストールした。 参考書は トラ技コンピュータの別冊。 ただ、残念なことに、reflector 同士をつなげて画像を送ることはできなかった。 reflect.config にはできそうなことが書いてあるんだけどな。
  # 一部できるようだが、どういうルールで実現できているのかが不明。

09/18/97(火) : 曇りから激しい雨

• 悪戦苦闘していた同僚の「Libretto で PPP」作戦だが、解決したらしい。 何と(?) /etc/hosts に自分自身さえ書いてなかった(削った)らしい。 3Com でもハズレカードがあるんだと思ってたけど、そうではなかったようだ。 でもこれでマルチファンクションカードを頂戴できる機会が失われた。寂しい。

09/19/97(金) : 雨から晴れへ

• 今朝買った UNIX Magazine 97.10 に坂下秀さんが Libretto50CT(US) で記事(ワークステーションのおと)を書いたと出ていた(101ページ)。 これで US モデルの人気が出るか? そのうちに PC UNIX(この雑誌の筆者なら FreeBSD だろーなぁ)でも入れられるのかな。

10/06/97(月) : 晴れ

• Libretto のキーボードの隙間にほこりが溜っていたので掃除した。 結構溜るもんですね。掃除機で吸いたかったけど、キートップが外れると困るので、 ティッシュペーパーで隙間をなぞっていった。

10/29/97(月) : 晴れ

• Libretto 70が発売になる(11/11〜)とさる方から教えていただきました。 MMX Pentium-120, 16M-RAM(Max 32M), 1.6G-HDD, 14.4mm-キーピッチ, 2〜3時間標準バッテリー、それ以外は、基本的には Lib60 だそうです。 268000/238000 円だって。キーボードが広くなったのはすごく評価できますね。 実際に使ってみてのバッテリーの持ちが Lib20/30 より良かったら、羨ましいなぁ。 ますます我がマシンが陳腐化していくぅ。(;_;)
  早速探したところ、 インプレスの速報のページ に記事(キーボードの写真付き)がありました。

12/02/97(火) : 曇り

• 今まで ネットワークカードは 3Com 3C589C を使っていたのだが、 マシン起動時にこのカードが挿入されていると、ブートの途中で止ってしまう。 起動後に差し込むと何に問題もないので、今まではそうやって起動していた。 今回、手違いで Tecra 用に用意した 3C589D を指したまま起動したら、 何事もなく起動し使えることを発見した。ナーンだ、快適じゃない。
• なお、3C589C だと起動時に問題がある理由は、マシンの設定の 問題だと思っている。設定ファイルのどれか(多分、/etc/rc.d/rc.inet1)を 書き換えると正常になると思うのだが、実害はないのでほおってあるだけである。
• ただ、この 3C589D は、一点気に食わないところがある。 それは、取りつけると 10Base-T のコネクタ(シッポ部分)の緑の LED が下側に 向いてしまうことである。10cm 弱しかケーブルがないので、 無理やり反転させることも出来ないし。もう少し繊細に作ってよね! ＞ 3Com
• 今でも上下裏返して挿入するパソコンってあるのかな? 以前使っていた IBM ThinkPad 220 はそうでしたが...。
• I・O DATA から Libretto 用の 2G-HDD が発売になるらしい。44800円。20にも使える。 良いなぁ。欲しいなぁ。
• 横河電気 から Libretto 用の 小型 AC アダプタ が発売になるらしい。7200円。可愛くて良さそう。

12/03/97(水) : 快晴、清々しいが寒い

• 昨日、8.45mm 厚の IDE 2.1G-HDD が発売になったのを知ったが、 何と、既に 3.2G が発表されており、98年1月からサンプル出荷されるらしい。 詳しくは、 東芝のプレスリリースのページ をご覧ください。コリャ、2.1G はパスだな。

12/04/97(木) : 晴れ

• 韓国で学会。
• ホテルの AC コンセントのコネクターは C タイプ(220V)で使えず。 知人に形状変換器を借りて Libretto のバッテリーチャージャーを使った。 噂通り、このチャージャーは 220V に対応していることを実証。 なお、AC ケーブルは 220V に耐えられるものを使用した。

01/30/98(金) : 晴れ

• 横河の AC アダプタは品薄状態だと、先日チチブ電機で聞いたが、 同僚のところに納品されてきた。私の発注分はまだ。 私は来月にはアメリカに行ってしまうので、納入されないと辛い。 で、親切な同僚は、今回の分を譲ってくれた。感謝。
• Web には「100-120V」とあるのに(パンフレットにもそうあるらしい)、 箱にも説明書にも「100V」とある。PL 法の絡みかな? (私見) 深くは追求しないことにした。皆さんも、ねっ! 後日レポートできるでしょう。

04/14/98(火) : 晴れ

• このページも先日のマシンのクラッシュで、2月分が吹っ飛んでいます。(;_;) もう何を書いたかほとんど覚えていませんので、補完のしようがありませんが、 どうしようもありませんね。現状から類推して幾つか書いておきます。
• 横河の AC アダプタは 110V にも対応しているらしく、 アメリカでも使えています。
• 2月に HDD を 2.1G に交換し、OS も Win95(1G+500M) + SlackWare 3.4(500M) にしました。このインストール記録も残っていませんが、今回は Tecra に HDD を乗せ換えてインストールしましたので、以前のような苦労はしませんでした。

• 本日、M 氏から、Lib70 への Linux のインストールは、 安武さんのページ が役に立ったとお教えいただきました。ネットワークインストールをされたようです。

05/11/98(月) : 雨

• Lib70 と Lib100 は平販されると言われている。 私はバッテリー継続時間を優先したいので、Lib70 シリーズが好きだけど。 Lib70 にない機能は、サスペンド/レジュームだけなので、 Lib70 の次期モデルにはこの辺りを載せてもらえるとうれしいのだが。 Lib100 のキーボードがどのようなのかにも興味はありますが。
• それと、次期 Lib が Win98 の販売に合わせて発表されるのではないか といううわさがあるようです。さて、真相は??

05/22/98(金) : 晴れ

• Linux 側で時刻の設定をしようとして date コマンドを使ってもマシンを リセットしたら元に戻ってしまう問題は、CMOS に反映されてないからだと言うことを 「いささか先生の Web ページ」で知った。
• 反映させるには、「clock -w」とすれば良いようだ。<=== 未確認

06/20/98(土) : 晴れ

• Libretto 70 の後継機が 7月に発表されるというウワサがあるらしい。 楽しみだなぁ。

06/30/98(火) : 曇り時々雨

• Libretto SS1000 が発表された(日本時間午後)。良いんじゃないの? Lib70 より横幅が 5mm 大きくなったけどキーピッチも大きく(15mm)なって、 厚さは 9.5mm 薄くなった。重さは 30g 軽量化。 215x125x24.5mm, CPU が MMX 166MHz, 32M-RAM, 2.1G-HDD, 2-3Hrs, アプリなしで 21万円前後。
• 同時に DynaBook SS3000 シリーズ(B5 サイズ) と SS6000 (A4 サイズ) も発表された。これら3機種とも危険なぐらい薄く見える。詳しくは 東芝の新製品のページ をどうぞ。
• ただ、SS3000 シリーズを知ってしまうと、Lib SS1000 が少し色あせる。 と言うのは、SS3010 は CPU(166==>266) も HDD(2.1G==>4.3G) も LCD(6.1"==>10.4") もメモリー(32M==>64M) も画素数(640x480==>800x600) もバッテリーの持ち (3Hrs==>3.5Hrs)もどれをとっても SS3010 の方が優位で値段が(SS3010 が 32万、 SS3000 が 27万)思ったほど離れていない。11万円の差でこれだけ性能に差があるとは。 SS3000 は CPU が 233MHz で HDD が 2.1G のモデル。これだと 6万円しか違わない。
• その分、重量は(820g==>1190g) で床面積も 2倍ほどにはなってるけど。
• そう考えると、SS6000 は LCD(12.1”)以外 SS3010 と同じ。 画素数ぐらい 1024x768 にすれば良かったのにね。値段は、42.8万円。 チョット高めの設定ですね。SS3000 と SS6000 の差別化って何だろう? 中途半端?

• Win95 のスクロールバーを細くする方法。
  [マイコンピュータ]-[コンパネ]-[画面]-[デザインタブ]- [指定する部分 : スクロールバー]-[サイズ : 9pt]
• Libretto 等の画面の小さいパソコンには少しでも面積をかせげると言うことで 有効そう。意外と知られてないように思う。Thanks ＞ S さん

12/25/98(金) : 晴れ

• M3 と SS1010 なら M3 の方がバッテリーが持つようだ。

01/11/99(月) : 晴れ

• 今年の仕事始め
• Lib20 の後継機に Lib110 も対象に加えても良いのかも。

01/13/99(水) : 快晴

• 現在、大活躍している Libretto 20 だが、昨年秋に不注意で落としてしまい、 裏ぶたの一部にヒビが入った。また、この正月には起動しようとして、 HDD がうなりだしたりもした。と言うことで、次期モデルを考える事にした。 候補は、Tosiba Libretto 110CT(US) と NTT DoCoMo Libretto Mobile Pack III、 および、Tosiba Dynabook Libretto SS1010 である。しかし、SS1010 は 大容量バッテリーを付けると結構大きくなる(かつ不格好)という話なので、 除外することにした。
• M3 と Lib110 の優劣は付け難い : サウンド系等は同等
  • M3 : 床面積が一番小さくできて軽い、210x132x34mm、バッテリーが持ちそう、 ポトリがないため PCMCIA は 1枚しか挿せない、USB ポートの利用がカギ、 CPU が 133MHz(166 を積んでいるらしい)、このスピードでも携帯マシンなら 十分のようにも思うが、2.1G、HDD の換装は難しい、PCMCIA スロットが左側
  • Lib110 : 横長画面、CPU が 233MHz、4.3G、HDD の換装は楽、35mm 厚、 PCMCIA スロットが右側
  • SS1010 : 薄い、215x125x24.5mm、CPU が 233MHz、大容量バッテリーを付けると 不格好らしい、2.1G、電源まわり(ACPI)が新しいため、Linux の搭載に不安がある、 PCMCIA スロットが左側

01/15/99(金) : 曇り

• 成人の日。街には晴れ着を着た人がちらほら。
• Libretto 20 の時刻を修正する。

01/19/99(火) : 曇り、一時雨

• Lib20 のリブポイントのキャップを交換する。

01/20/99(水) : 晴れ

• 同僚がノートパソコンを探しているので、いくつか紹介しておいた。 自分の方は、Lib110CT になりそうな気配。先日価格改定が行なわれて、 178000円になったから。

01/21/99(木) : 快晴

• 東芝ダイレクトに電話をしてオーダー方法を聞く。Lib110CT の在庫はあるとのこと。メモリーは 24000円のまま。購入するなら、 本体(178000)、メモリー(24000)、大容量バッテリー(18000)、AC アダプタ(20000) は最低必要だ。拡張ポートリプリケーターを買うかだなぁ。45000円とちと高い割りに デフォルトで付いてくる I/O アダプタに追加されるのは、USB と PCMCIAx2 だけだからなぁ。I/O アダプタには、シリアルとパラレル、RGB、PS/2 がある。 他には Battery Charger(18000)、Adapter for Battery Charger(2000) もあるけど。

01/22/99(金) : 快晴

• 結局 Lib20 の後継に、Lib110CT を購入することにしたので、そのための 書類を揃える。残金が少ないので、2分割にしてもらう。

01/26/99(火) : 晴れ

• Intel が Mobile Celeron を発表したのを受けて、各社がこれらを搭載した ノートパソコンを発表した。東芝も例に洩れず SS3300 とか言うマシンを 出したが何か方向が私とは異なる。
• そして、Libretto 関係は何も発表はないので、予定通り Libretto 110CT(US) を発注。まずは本体、32M メモリ、標準バッテリー、AC アダプタ。 いつ来るかなぁ? 楽しみ。今までの Libretto 日記 も何らかの形で 模様変えしないといけないね。今後は 110CT がメインになるから、こっちを 「Libretto 日記」として続けるかなぁ? それとも、「続・Libretto 日記」 として新しく起こすかなぁ?

01/27/99(水) : 曇り後晴れ

• Lib110CT の記録は「続・Libretto 日記」と言うタイトルがよろしいとのこと。 Thanks ＞ S さん
• と言うことで、今後 Libretto 110CT の記録は、「 続・Libretto 日記」をご覧下さい。

09/16/99(木) : 曇り後雨

• 最近、Lib20 の Win95 で、 NextTrain というソフトを起動させて電車の発車時刻を表示させているのだけど、これ、 なかなかよろしい。と言うのは、帰宅時に予定を立てて駅に向かえるという利点は 勿論のこと、CU-SeeMe のクライアントとしても使っているのだが、 LCD が暗くならない。1分毎に発車時刻を書き換えるためらしい。 作者の意図とは違うとは思うけど、二倍得した気分。感謝。 非力なマシンの余生としては、すごく有効に機能していると思うぞ。＞ Lib20 ちゃん

03/29/06(水) : 晴れ

• Lib110 の上ブタが手に入ったので、分解方法を習得がてらインターネットを 調べるも的確なページは見つからず。仕方がないので、 Lib20 を実検台に LCD 部分を分解してみた。もうプラスティックが劣化していて、また固着していて、 外れるべき爪が外れずにパキパキに割れてしまった。でも、構造は理解できたぞ。 この経験が Lib110 の手術に活かせることを祈るのみ。

03/31/06(金) : 晴れ

• いよいよ年度末。今日も朝は肌寒い。
• Lib110 のカバーの事態が深刻化するまでは様子を見ようかと思っていたのだが、 カバーが手に入ったので、我慢できずに交換作業を行なうことにした。 失敗したらもうこのマシンとはお別れではあるのだが...。
• Lib20 を実検台にして LCD部分の分解を経験しているので、ある程度の構造は 頭に入っている(ゴメンよ、Lib20)。しかも、新しいカバーを見ると どこに突起(爪)が付いているかも判るので、それらを頼りに作業に取り掛かる。
• まず目隠し板を外して 2本のビスを外す。そして、一番外れ易そうだと感じた 上辺の中央をソロリソロリとこじ開けていく。意外と頑固なのだが、ムキにならずに 丁寧に。一つの爪が外れたら、同じ要領で隣を外していく。と言うように結局、 上辺から反時計回りに順に外していった。右辺は電源ボタンやマウス関係があるから ちょっと手こずったが、他の三辺が外れているので、無事に分離に成功。 これで一段落。
• 次にLCDや基板を上ブタに固定しているネジを順に外す。戻すときに 迷わないように位置関係も記録して。合計で 9本のネジがあった(3種類?)。
• LCDや基板が分離できるのを確かめるも何か動きが悪い。まだ何かに 固定されている感じ。ふとLCDの裏を見るとケーブルがテープ(2本)で上ブタに 固定されている。逆手になるので配置を換えて、LCD の右辺側を支点にLCDを持ち上げて テープを外す。ここまで来れば部品類を上ブタから分離して新品の上ブタと 差し替える。後は逆手順で元に戻す。
• 部品も余らずに元に戻った。電源を入れると元のシステムが問題なく起動。 バンザイ、交換成功。ヤッター。うれしい。これでまだしばらくこのマシンと 付き合える。よろしく頼みますよ。
• 交換しながら観察したが、やはり左側のヒンジ周辺により多くの負荷が かかるような構造になっている。と言っても、私が通常、右手で右辺を持って LCD を開けているからで、上辺中央の滑り止めがある辺りを持って開けるなら 多少左右のヒンジへの負荷がバランスされるようにも思う。今後はなるべく ここを持って開けるようにしよう。
• 結局ヒビは50mm近くにも達していて、完全に貫通している。光が漏れてくる。 交換前はLCDが多少ブラブラ気味に開閉していたのだが、交換したら それもなくなった。どうもヒビのせいでピタッと停止できなかったみたい。 上ブタだけでは支えきれなかったLCDの自重がLCDへの負荷となっていたのかも しれない。早めに交換して正解だったかも。
• 昨夜の勢いもあって、キーボードもLCDも綺麗に掃除してやる。 LCD部分もビタッと開閉するし、新品に戻った気分。唯一寂しいのは上ブタに 貼ってあったエアラインのステッカーが移行できなかったこと。 新しいカバーは梨地でシールが貼れそうにないし。 またツルツルになってきたら考えよう。 イヤぁ、うれしいなぁ。古い上ブタは記念に飾っておこう。お疲れ様でした。
• 表ブタを見ると Lib100の刻印があり、LCD 下にはLib110の刻印がある。 「Lib100 の皮を被った Lib110」。ちょっとカッコイイ、かな? 「解る人にも解らない」と言う微少な差だなぁ(CPU Clock 166M==>233M)。

04/19/06(水) : 曇りのち薄晴れ

• 早めに出てくる。
• 遂に Lib20 を今までの置場所から撤去。電源はもうずっと入ってないし、 先日の Lib110 解体の実検台になって、液晶周りのカバーはボロボロだし。 撤去するとほんの少し机が広くなったけど、寂しい気分も。 長々とありがとうございました。いろんな海外にも行ったね。楽しかったかい?

101 キーボードの Libretto

• Libretto50CT(USモデル) の画像

関連サイト

• Libretto FAQ集 Ver.2.1
• Note PC Guide Japan
• 携帯PC技術研究所
• 携帯PC HDD換装の部屋
• 東芝PC改造講座
• 東芝 PC ファン ディスカッションサイト
• 東芝ダイレクト

最終修正日 : 日記の最終日

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Atsuhiro Hayashi (hayashi@rd.dnc.ac.jp)

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