最終課題

統計処理 01 クラス : 第27回(01/09/02)

長いと思っていたこの講義も残すところひと月となりました。 1月16日には皆さんからのプレゼンテーションがあることを期待すると共に、 残り 4週では、この講義を終えるにあたって、これまで学んできたことを集大成した レポートを作成 & 提出してもらいたいと思います。

  1. 最終レポート
    1年を通して学んできた SAS の使い方、および統計手法を、 自分が興味を持ったデータに適用してみて興味深い知見を得る体験をしてもらう。

    1. 対象データ :
      • 自分の収集したデータ。
      • 一つである必要はない。複数でも良い。

    2. 作業内容 :
      1. SAS を使って解析し、興味深い知見を引き出そう。
      2. 以下の点に注意しながらレポートを作成しよう。

      3. 利用するデータ解析手法については、特に制限や指定をしないが、 「多変量解析の手法」を使うとより高度なデータ構造が把握できることがある。
      4. 興味を持った点や得られた知見に対する考察は人によって個々異なるもので あるので、他人と相談することなく自分の力で解析しレポートを作成すること。
      5. プレゼンテーションで指摘された点を考慮して解析を行うと、 より完成度の高いレポートが作成できると予想される。

    3. レポート : 以下に挙げるような項目を含めて作成すること。
      • 所属学部名、学籍番号、氏名
      • データ内容の説明
      • どのような点に興味を持ったか
      • 自分の解析目的
      • 何を知りたいためにどのような手法を使ったのか
      • 得られた知見と考察
      • その他、気付いたこと

      • 1年間の講義全体を通しての感想 : 今後の参考にしたいので

    4. 提出期限 :
      2003年01月31日(金) 14:00まで

    5. 注意 :
      1. 紙で提出する場合は、事務所の受付終了時刻に注意すること。 提出日は事務室の受領印で判断する。
      2. 電子メールで提出する場合に、添付ファイルは使わないこと。 また、提出日時はメールヘッダーから判断する。 受領確認メールを必ず返すのでこれを受け取って提出完了となる。
      3. レポートを受領した者の学籍番号は、 講義の連絡ページ に掲載するので、確認すること。 ただし、4回とも提出したからと言って単位が認定されるわけではない点には注意されたい。

  2. データやプログラムのバックアップ
    本年度を終えると(3月まで?)、stat システムにログインできなくなり、 それと同時に stat システム内に保存してあるデータやプログラムも 呼び出せなくなる(正確には消去されてしまう)。 この 1年間の勉強成果を残しておきたい人は、Windows 側に転送して、 FD や MO に早めにバックアップを取るようにして下さい。

  3. 最後に
    この講義を通して、「統計」や「データ解析」と言う言葉に 多少なりとも親しみを持っていただけただろうか? 今後いろいろな場面で、種々の数値列に出会うことになると思うが、 提示された数値にはどの様な意味(と意図)があり、 どう理解して、個々人としてどうアクションを起すかの、 一つの判断手段として活用してもらえれば幸いである。

    なお、今まで紹介していた私のメールアドレスは実は講義用のものであった。 今後、もし統計に関して何か疑問に出会い、私に連絡・相談してみたいと思った時は、 以下のアドレスを使ってください。

    メールアドレス : hayashi@rd.dnc.ac.jp

    皆さんの期待に応えられたか心許無い部分もありますが、一年間ご苦労様でした。

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