Item Response Theory (IRT, 項目反応理論) :
項目応答理論 : Wikipedia
- 野口裕之先生(名古屋大学名誉教授)の講演資料を利用して説明する
: 「CBTとIRTの光と影 -- 高大接続改革の夢か現か幻か --」の一部を使わせていただいて
- テスト項目(試験問題, Item)や受験者集団に依存せずに受験者の能力を算出することが出来るテスト理論のこと
- 特徴
- 能力水準の1次元性(同一尺度): 受験者の能力、Itemの困難度
- 項目特性曲線: Item Characteristic Curve(ICC, 正答確率)
- 局所独立の仮定: Item間は無相関
- 2パラメタの場合: aパラメタ=識別力、bパラメタ=困難度
- CBT(Computer Based Test), CAT(Computer Adaptive Test) の基礎技術(特に後者)
- Item Pool, Item Bank(膨大な項目群の必要性)
- [大前提] 綿密な事前調査(プレテスト)が実施可能であること(各パラメタが試験実施時に確定していること) <=== アジア文化圏との親和性には疑問がある
若干の私見
IRT が日本の文化に合致したものなのだろうか?
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