学生や先生方から何回か質問を受けたので、この際とここに書いておきます。
意外と知られていない方法のようですね。
文中にもありますが、講演時の配布資料や、講義時の配布資料の作成に
重宝して使っています。
[補足]
以下は、ある方に操作方法をお伝えした際のメール本文です。
知ってしまえば簡単なことなのですが、
印刷の「詳細設定(及びこれに類する設定)」中の項目でこれを調整できるのです。
PDFファイルをどのようにしてお作りになっているか判りませんが、
私は標準的なAdobe Acrobatから生成しています。
もし、Adobe Acrobat をインストールされている場合は、以下の手順で作成可能です。
- PowerPoint なら「ファイル」から「印刷」を選択
- 「印刷」画面の上の方にある「プリンタ名(N)」に「Adobe PDF」を選択
- 「印刷」画面の上右にある「プロパティ(P)」を選択して
プロパティ画面を表示させる
- 「レイアウト」タブの中の「シートごとのページ(S)」を「6」に指定
- 「プロパティ」の「Ok」を押す。
- 「印刷」画面の下の方にある「用紙サイズに合わせて印刷する(F)」に
チェックを入れる。
好みによっては、「スライドに枠を付けて印刷する(M)」に
チェックを入れてもよい。
- 「印刷」画面の「Ok」を押す。
- お好みのファイル名を指定して、PDF を生成する
「シートごとのページ」には、「4」や「16」等、
目的に合わせて数字を指定されたらよろしいかと思いますが、
配布資料の場合は「6」が適当ではないかと私は感じております。
Adobe Acrobat に限らず、一部の(多くの?)レーザープリンタや、
バブルジェットプリンタにも同種の設定が用意されています。
ですので、紙に印刷する場合でも、「2」とかを指定したりして、
講義等での配布資料にもしています。
[参考]
学会発表時に注意する事項
登録日 : May, 2008 最終修正日 : May, 2008
Atsuhiro Hayashi (hayashi@rd.dnc.ac.jp)
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