[散策ツアー] 益子、SL & 外池酒造 '17.01.21

 何か恒例になりつつある毎年1月下旬の散策ツアーですが、 今回は遠出をして栃木県益子市を目指しました。

 益子と言えば益子焼ぐらいの印象しかない私にとって、 益子は意外と交通が不便でした。その分、楽しめることも多いのですが。

 まずは秋葉原駅に集合しました。ヨドバシカメラの前に何やら列が。 尋ねてみると新しいゲームマシン(NINTENDO SWITCH)の予約受付のための列なのだとか (販売は3月3日らしい)。朝からご苦労様です。

 9時発のつくばエキスプレスで守谷に向かい、そこから関東鉄道 常総線に 乗り換え、下館に降りました。すると別ホームに蒸気機関車が停まっています。 これが真岡鉄道の観光用蒸気機関車で急いで跨線橋を渡って乗車券を購入して 乗せてもらいました。ギリギリだったようです。

 期せずして乗れてしまい上機嫌で蒸気機関車に引かれた客車で益子に向かいます。 発車時の加速は悪いですね。その分旅情があるというのでしょうか? 機関車は鉄の固まりではありますが、いろいろな機器が付いており 勢い良く蒸気が吐き出されたり、甲高い警笛が鳴らされたりで力強さを感じます。 沿道には手を振る家族連れや写真に収めようとする撮り鉄の皆さんが一杯。 窓を開けるとススと思われる黒い粒が入ってきます。昔は大変だったのでしょうね。 幾つかの駅で停まる度に機関車との写真や細部を撮る人でホームは大賑わい。

 益子に着いたらレンタサイクルを借りて、まずは 外池酒造 に向かいます。酒蔵を見学させてもらった後、試飲コーナーでテーブルには出ていない 銘柄をたくさん飲ませていただきました。お酒に詳しい人同士だと自然と話が 弾むのでしょう。

 昼食は駅方向に戻る途中にある何やら不思議な構造の中華料理店で食べました。 時間がかかるものの量は多くて大満足。後で調べて判ったのですが、 ここは元々パチンコ屋だったようで、その一部を仕切って中華料理店を営業している ようでした。店外には過去の看板が裏返された状態で掲げられていましたし。

 益子に来たのだからと、益子焼きの販売所が固まっている地区に行きました。 少し上り坂ですが、電動自転車ならへっちゃらです。県外ナンバーの車もたくさん 止まっておりやはり人気なんですね。

 先ほどの蒸気機関車の戻りが沿線から眺められる時刻だという事に気付き 線路脇を目指します。結局思い思いの場所に陣取って通過を待ちカメラに収めました。 なかなか難しいですね。

 まだ少し時間に余裕があるので、鹿島神社や看板で見かけた益子大仏を 見物しました。やはり(電動)自転車は機動性が良いです。

 16時に駅から出発する高速バスで都心に戻りました。乗り続けると終点は 秋葉原駅前なのですが、ここはチョット変則的に八潮PAで下車し、 100円を払ってつくばエキスプレスのチケットを購入(100円)。 1月の18時はもう真っ暗です。PA を専用出口から抜け出してつくばエキスプレス駅に。 徒歩5分ぐらいでしょうか。風が冷たいです。

 いつもこの散策ツアーはこの時刻からが慌ただしくなります。 チケット自身は秋葉原まで乗れるのではありますが、どこで打ち上げをするかで 一旦北千住でホームに下車後、南千住まで乗り、駅前でお店を物色するも 食指の動く店はなく泪橋まで出て来ました。すると向こうに降下していく線路を発見し、 日比谷線が地下に潜る場所が近いということが判ったので、 その場所を見に行こうということになり、無事に写真に収めました。

 その後、三ノ輪橋商店街を通過するものの店は見つけられず、 明治通りに出たところで荒川1丁目のバス停を見つけ、ほぼ同時に後ろから バスが迫ってくることを感じ、勢いで乗ってしまいました。結局西日暮里で下車し、 駅横の手頃な居酒屋を見つけてやっと打ち上げとなりました。 このドタバタは相変わらずですね。でもそれが楽しい。 ビールや日本酒、それに鍋等々美味しくいただきました。

 22時を過ぎたのでお開きとなりました。が、それだけで終わらず。 Suicaを自動改札機にタッチすると3人ともエラーが出ます。 駅員さんの言では、どうも下館で関東鉄道 常総線を降りた際の処理が 未完だったようです。面白いですね。

 結局いつもながらの盛り沢山なツアーとなりました。いやぁ、楽しい。 早くも次回の散策に向けて幾つかの候補が挙がっているようです。 また楽しみにしましょう。

  本ページが今回の小旅行を思い出す際の記憶の一助になれば幸いです。


作成開始日 : 2017年01月, 最終修正日 : 2017年02月
Atsuhiro Hayashi (hayashi.atsuhiro_at_nitech.ac.jp)
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