前期のまとめのための演習

コンピュータ応用 D クラス : 第11回目(07/03/97)

前期を通して、データの電子化やおおまかな SAS のプログラミングについて 計算機を使ったデータ解析の基礎を紹介してきたつもりである。

そこで、前期をまとめる意味で、これまで修得した手法を用いて、 身近なデータを解析してみよう。

  1. 宿題 : 7月3日にでも実習してください <=== 私は登校しない
    今までの演習例を参考に解析してみよ。

    1. 今までに私が収集してきたデータ(J:\センター設置科目\コンピュータ応用D\all.dat)
      • アンケートデータを集積したもの。6変量、274ケース。
      • 性別、身長、体重、胸囲、仕送り(G)/小遣い(J)の別、仕送り/小遣い額
    2. 連休中に収集してもらった興味あるデータ(個人ごとに異なるはず)
      • 以前、電子化してもらったデータ。

    の2点について、前期に修得した手法を用いてレポートを作ってほしい (範囲を越えてもかまわない)。 興味を持ったデータを如何にうまくとらえられるかを工夫してほしい。

    1. 夏休み中の宿題として、新たにデータを収集しておくこと。
      • 電子化して保存。
      • 今回提出するものではないが、常に問題意識を持っていてほしいと思うので。
      • 後期のレポート等に利用する予定である。

    2. レポート提出 : 7月7日 まで : 電子メールかワープロで。手書きは不可。
    3. 解析結果だけでなく、データ自身の説明やどういうところに興味を持って対象に選んだかの理由等も報告する事。考察も大事。
    4. レポートは他人への「もの事の説明」のための文書である!!
    5. 手入力を少なくして SAS の出力を最大限有効利用せよ。 しかし、不要な部分はカットせよ。だらだらと引用しないこと。

    [以下、追加事項] : 第10回では説明しなかったこと

    1. レポートの最後にでも、前期の講義を受けた「感想」や「要望」 等を付記してください(強制はしません)。
    2. Win から UNIX(stat システム)に転送するとき、 「ftp stat-system」の中でディレクトリ名の文字が化けて表示されるかもしれません。 これはこのソフトが日本語表示に未対応であるために起る現象です。 転送自身は正常に行えます。ですので、 化けた文字のところをうまく辿っていくと目的の「all.dat」 にたどり着けると思います。その際、化けた文字の「数」や「順番」等で 「あたり」を付ける必要があるかもしれません。

  2. 次回は、... : 9月25日 14:45

では、有意義な夏休みをお過ごしください。(^_^)

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