SAS を使うには : MNC のシステム概要
講義で実習する SAS は stat システムという計算機上で稼働しており、
このシステムにログインして利用することになる。
このシステムには、UNIX という OS が使われており、
Windows 環境とは異なった操作体系を修得する必要がある。
しかし幸い、SAS だけを使うことを考えた場合、UNIX の知識はほとんど必要なく、
Windows 環境からあたかも Windowsを使っているかのように
(DOSと言った方がより近い) stat システムを操作・利用することができる。
つまり、電子化したデータを SAS で解析するには、
stat システムに持って行く(送信という)必要がある。
また、stat システムにはプリンタが接続されていないので、
出力に関してもstat システムから Windows に転送する必要がある。
これらをまとめると、以下のようになる。
- 電源の投入、パソコンの起動
- ポータルシステムへのログイン : アカウントが必要
講義室のパソコン(計算機)を使うために(Windows)
=====[[[ この講義ではこれ以降を取り扱う ]]]=====
- statシステムへのログイン : 講義受講者には別途 id を用意
- SAS がインストールされているマシン(UNIX)
- データやプログラムは残る : 講義期間内
- ファイル転送 : 教室のパソコンと stat システムの間で
- 入力データファイル
- 出力結果ファイル : stat システム側にプリンタがない
- SAS を利用 : 統計用ソフトウェア
- プログラムの作成、デバッグ
- 出力結果の読み方、解析結果の理解
- レポート作成
- データの素姓、解析動機、使用手法、...
- 何が判った? 解った? 発見した?
[参考1] MNC セミナー用テキスト :
統計システム入門 (UNIX で使うSAS)
(http://www.mnc.waseda.ac.jp/ssguide/semisas5/index.html)
[参考2] stat システムは学外からも利用可能である。