データ解析のための統計パッケージ SAS を用いて
基礎統計から多変量解析までの概念を理解し、
またそれらの利用技術を習得することを目標とします。
我々の生活の中に氾濫しているいろいろな数字群も
体系的に探索すると意外な事実が隠されているものです。
このようなデータの中から意味のある関係を見つけ出すテクニックとして
統計手法があり、情報化社会を生き抜いていく上で有用な技術です。
SAS に関する導入的講義ですので、
SAS の知識を持っていないことを前提とした講義を行います。
ただし、電子メールかワープロ(MS-Word やエディタ等)による
レポート提出を要求しますので、レポート提出時まで(第5週目程度を予定)には
少なくともどちらかの取り扱いを体得していることを前提とします。
また、演習としては、こちらが用意したデータを用いる以外に
各自の身の回りからデータを見付けてきてもらい、
それらを解析対象とすることによりより実践的な演習を行います。
半期の履修項目は以下のようなものです。
- 統計処理とは
- SAS を使ってのデータ解析
- SAS の基本的な使い方
- データのファイル化、報告書の作成
- 基礎統計量
- 回帰分析、主成分分析、因子分析、...
- 実践的なデータ解析
- その他
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2006年度シラバス検索
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