本講義の目的と全体的な流れの紹介
少人数セミナー : 第1回 (04/13/16)
初回である今回は、本講義を開設するに至った経緯と目的、
そして、講義の概要や進め方について紹介する。
各自の学習目的と合致する講義であるかを吟味いただきたい。
- 私の専門
- 計算機統計学: 統計学、プログラム、データ解析、統計教育
- 教育工学: 学習認知、学習診断
- 高等教育論: 大学教育、入試制度、入試方法
- 所属: 基幹教育院、アドミッションセンター(兼務)
- これまでの担当講義内容、経験: 過去の担当講義一覧
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- 情報処理(プログラミング): '86〜'92
- システム最適化論: '96
- 統計解析、推測統計: '96〜'97, '99〜'08
- 能力測定法特論: '04〜'08
- 少人数セミナー: '12〜'13
- 課題協学科目: '14〜'16
- 基幹教育セミナー: '14〜'16
- 最近の講演: 学会、研究会、進学説明会参加状況
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- 学会、研究会
- 進学説明会、高校生、PTA、高校教員
- 本講義を開設してみようと考えるに至った経緯
- タイトル「伝えることの真髄 〜プレゼンテーションの向こう側〜」
- 今まで講演を聞いていて何か違うぞと感じることがあった
- 人と話していて、面白いなぁと感じることがある
- 言葉(文字列)以外に伝わっているものがありそうだ: 過去のいくつかの経験から
- 語彙、抑揚、身ぶり
- 本人の興味・関心
- 何か得体の知れないもの、...
- 目指しているもの: 理想論かも
- 伝えるという行為はどの様なことを集結して行っているのか
- 相手のことを考えて伝えるには何に注意すれば良いのか
- 伝える技術を獲得することによって、他人が(無意識に/意図的に)表現しなかった事項を察知する能力が付けられるのではないか
- (常時)考える習慣を身に付ける
- 外側ではなく、「中身」を見抜く力を付ける
- " アクティブラーナー"になるための動機付け?
- .....
- 講義の進め方
- 私にとって「挑戦」: 何か定まった知識や技術を伝えるための講義ではない
- 実験的な講義
- 手と頭を動かす講義
- 参加者同士で意見交換しながら (講義時間中に毎回時間を取るわけではない)
- 試行錯誤しながら ===> 「少人数セミナー」として開講
- 「ソフトの使い方」や「見た目の綺麗な発表」については取り扱いません
- 道具立て
- パソコン: 必携化で各自お持ちでしょう
- プレゼンテーションツール: PowerPoint, Prezi, ...
- Web ブラウザー
- プロジェクター, 教材提示装置, DVDプレイヤー, ...
- 模造紙, 画用紙,
- その他、何でも(何もなくても可)
- 講義の概要 :
(2016年度シラバス).
- 講義内容:
- 伝えるための準備
- プレゼンテーション時に心掛けること
- 配付資料について
- 実例を参考に
- プレゼンテーションツールの使い方
- アプリケーション Prezi を使ってみたい
- 各自のプレゼンテーション
- 発表時に工夫した点の吟味
- (2ビーム時代のプレゼンテーション)
- その他
- 資料を提示しての講義
- 提示物はプリントや資料のコピー
- 資料は配布、ノートの取り方
- 一部 DVD も活用しながら
- 開講日程 : 半期の計画 (現在予定しているもの。随時変更あり)
- 水曜日 4限 (14:50〜16:20)、1409教室
- 04/13 第 1回 本講義の目的と全体的な流れの紹介
- 04/20 第 2回 伝えるための準備
- 04/27 第 3回 登壇時に心掛けること & 参考ビデオ
- 05/11 第 4回 各自でプレゼンテーションをしてみよう
- 05/18 第 5回 提示資料の作り方: PowerPoint編
- 05/25 第 6回 グラフ、図、表、数値の提示について
- 06/01 第 7回 Preziを使ってみよう(自習)
- 06/08 第 8回 配付資料の作り方 & 資料に接する際に
- 06/15 第 9回 「落語」に学ぶ
- 06/22 第10回 これまでを通して & 意見交換会
- 06/29 第11回 実践してみよう(1/4)
- 07/06 第12回 実践してみよう(2/4)
- 07/13 第13回 実践してみよう(3/4)
- 07/20 第14回 実践してみよう(4/4)
- 07/27 第15回 まとめと今後の課題 & 情報に接する際に
- コンタクトの方法
- 参考書の紹介
- ダレル・ハフ著(高木秀玄訳)、統計でウソをつく法、講談社ブルーバックス、ISBN4-06-117720-6、950円
- ガー・レイノルズ著、シンプルプレゼン、日経BP社、ISBN978-4-8222-3054-8、2,808円
- ガー・レイノルズ著、プレゼンテーションzen、ピアソン桐原、ISBN978-4-89471-328-4、2,808円
- 西内 啓著、統計学が最強の学問である、ダイヤモンド社、ISBN978-4-4780-2221-4、1,728円
[参考] ガー・レイノルズ氏来る!! on 2016年2月19日 .
- アンケート(調査) : 講義の参考(と受講者の選択資料)にさせていただきたい
- 学部、学年、学籍番号、氏名
- 受講動機
- この講義に期待するもの
- どの様な場でのプレゼンテーションを想定しているか?
- 考えることは好きですか? Yes/No とその理由
- 講義内容についての要望
- 質問、その他何でも
- 次回は、... : 04月20日 14:50
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- [嬉しい悲鳴として] 受講希望者が想定以上に多い場合
- 私が担当している課題協学科目(火曜日 3-4限)と
基幹教育セミナー(火曜日 5限)の受講者はそれらの講義の中に
本講義の一部を取り入れていますので、
基本的には本講義はご遠慮いただければと思っております。
- [お願い]
今回出席したものの、後になって受講を希望しないと決めた人は
早めにメールで連絡をお願いします。
- 講義の進行や教室サイズ等の観点から、
受講者を制限せざるを得ない場合があります。
- その場合、受講対象者を「
連絡事項・補足事項
」のページに金曜日までに掲載することにします。
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