まとめと今後の課題

少人数セミナー : 第14回 (07/17/12)

 最終発表は如何でしたか? 14回の講義にお付き合いいただき ありがとうございました。楽しんでいただけたでしょうか? 今回は講義の最終回として、やり残した項目と、私見を交えたまとめを行う。
  1. 皆さんから寄せられた感想から:

  2. 資料に接する際に注意すること
     世の中には、いろいろな資料(世間で伝えられている情報)が氾濫している。 それらの何気ない資料を見る・観る際、どの様な点に注意すれば良いのであろうか。

  3. [林Memo] 講演をお引き受けする際: 学会発表時に注意する事項 .

  4. 最終回を迎えるにあたって
     挑戦的(? 試行錯誤的? 実験的?)講義を受講してくださり、感謝しております。 私としても考える良い機会となりました。

  5. 言葉への興味: 伝えるための道具

  6. お奨めの習慣

  7. 教材

  8. 皆さんに伝えたかったこと: 「伝えることの真髄 -- プレゼンテーションを例に --」
    1. 聴衆に聞き入れてもらい易くする方策の工夫
      • 他人を気遣うこと、相手(聴衆)の立場に立った準備・説明
      • 相手の欲している情報を感じ取って提供
      • 周辺のいろいろな事項を調査・熟考する必要がある
        • 一見無関係そうな「マイクの特性」でさえ、知っていると有利

    2. 「プレゼンテーション技術は磨けば磨くほどある程度までは上達する」ことを判って・解ってもらえたででしょうか?
      • その上で、技術に凝りますか?
      • 中身で勝負しませんか? 『まずは』中身を充実させませんか?
      • 発表練習のし過ぎは好ましいとは思わない(本末転倒): [例] ある学会賞での経験

    3. 「真の姿」、「本質」を掴む力
      • 技術を把握できれば、自ずと本体が見えてくる
      • 増分(差分)を引けば、本来の姿が残る。増分=プレゼンテーションの技術
      • 「過度な増分」をどの様に評価するか
      • 「当初の表面」には見えていなかったものが見えてくるかも
      • プレゼンテーション技術の向こう側にあるもの(中身)を見抜く力、眼力

  9. 言いたいことを何でも言える話術 (理想論かもしれないが)

  10. 残された課題

  11. まとめ

  12. [必須課題(2)] 講義を通してのレポート
     以下の事項について、レポートを作成し、電子メールで提出下さい。
    1. 本講義を受講し、また最終発表を終えて「伝えることの真髄」とは何だと考えるか?
    2. 会話の中において、言葉、文字、画像(身振り手振り)以外に「何」が相手に届いている(伝わっている)と思うか?
    3. 講義の中で印象に残っている出来事や事項を2つ以上挙げてください。講義の本題に副っている内容である必要はありません。
    4. 本講義の(1)良かった点、(2)悪かった点、及び (3)改良点の提案(取り上げれば良かった話題等)を挙げてください。
    5. 今回用いた「伝えることの真髄 -- プレゼンテーションを例に --」よりも実態を現していると思われる「講義タイトル」の提案
      • [例1] 言葉を超えて / Beyond Talking
      • [例2] プレゼンテーションの向こうに広がる世界 / Behind Presentation
    6. その他、言いたいことがあれば何なりとお聞かせ下さい。

    ◎メールには題名(Subject)を付けること、また本文中に学籍番号と氏名を記入すること。 2つの必須課題を提出した者を、単位の評価対象とする。
    ◎提出期限は「8月8日(水) 17:00」(厳守)とします。 提出者の学籍番号は
    連絡のページ に掲載しますので、確認下さい。

  13. 本講義を終えるにあたって
     この講義では「伝えること」を題材に、 これがどの様な事項を考慮して行われる行為なのかを考えてきた。 我々は活動を続ける限りいろいろな人と接し、情報を交換する。 自分の考えを相手に正しく伝えるためには、一方的に主張するだけでなく、 周辺事項や相手の意見、反応を押さえた上で説明する必要があるであろう。 そのためには実は相当に広範な知識や思考が必要であるのではないかと考えて 立案した講義であった。
     限られた時間の中でやりくりした結果、皆さん方とのディスカッションの時間が 十分に取れなかったのは心残りである。その他の欠点を含めて、 次回以降の講義(要望はあるのか?)に反映できればと考えている。
     何か得るものがあったであろうか? 皆さんの今後の活動に多少なりとも参考になれば幸いである。

     最後に、私が大学教育に対して感じていることを3つ挙げておく。

     今後、もしプレゼンテーションや、伝えること、また統計に関して 何か発見や疑問に出会い、私に報告・相談してみたいと思った時は、 遠慮なくご連絡下さい。その際は、検索をかけるか、以下のメールアドレスを お使い下さい。Web もこのまま置いておきます。

     皆さんのご期待に応えられたか心許無い部分もありますが、お疲れ様でした。 健康に気を付けて残りの大学生生活を有意義にお過ごし下さい。 最後まで受講してくださりありがとうございました。お元気で。

  14. [任意参加] 来週は、... : 07月24日 16:40
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