No.5(5/15)
1 名前のプレゼン例: 知己夫、文、篤裕
2 プレゼンテーションに関するビデオ鑑賞 : 第2Section : Prepare (準備)
ガー・レイノルズ著、シンプルプレゼン、日経BP社、ISBN978-4-8222-3054-8、2,730円
Introduction (導入) : 19分
Prepare (準備) : 18分
Design (ビジュアル) : 16分
Delivery (話し方) : 17分
Q & A (質疑応答) : 5分

3 構想: 非常に重要、PowerPointを作成する前に
 内容の吟味
 提示したい情報(文字、図、表)の洗練
 私の場合: テキストファイル(文字列)で書き出す
4 PowerPoint(に限らないが)
 階層的表示
 文字種(線が太い)、サイズ: 文章を掲載するのは控えるべき
 写真、図は大きく、縮尺は変えない
 表: 説明方法
 白抜き文字: 塗った上に白抜き文字は見えない。印刷時にも無駄。
 無駄なエリアのある背景デザイン: 日付、学会大会名、妙なマーク
5 動きを示すには
6 間違った図
 図の説明
 軸: 縦横とも
 トレンドを示す、細部までを見てもらう必要があればより丁寧に
 「全部下降、一つの例外を除いて」
 頭にイメージしてもらえる説明
7 小技
 ショートカット
  F5
  Shift+F5
 Enter/BackSpace、矢印キー
 同じ画面を複数回使いたい場合: コピーして使う
 画面をプロジェクターに投影できるようにするには
  液晶画面のみ
  外部プロジェクタのみ
  両方に同じ画像を表示
  外部プロジェクタを拡張画面に割り当てる
8 その他
声は大きく、腹式呼吸
抑揚を付けよ、ボソボソ喋るな
提示資料のどこを説明しているか判らない
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プレゼンテーション時に注意したいこと
発表の準備
パソコンの操作は勿論、アプリケーション(PowerPoint等)の操作にも習熟する。ショートカット機能の活用。
提示資料に使う字体はゴシック等の太い文字を使う。明朝は細くて弱々しい。
提示はなるべく名詞だけとし、それぞれの関係については言葉で補う。
矢印を使って関係を表示する。
4行も 5行もある文章を掲載するのは極力避ける。
色を使うのは当然だが、多用は禁物。 経験的には 2色(赤と青 or 緑)程度で十分。黄色は見難い。
数表を見せるときは、色分けで図表の特性が判るようにする。 図表を細部までを理解しないと主張が伝わらないようでは困る。
図表は勿論、文字でも、余白があるのならなるべく拡大して掲載する。
同じスライドを再度使いたいときは 2枚用意しておく。 個人的には、説明しない部分は少し薄いトーン(灰色等)の文字にしておくのが良いと思う。
1つの画面内で、細切れに項目を提示していくのは目障りだ。 最初から全部を掲示し、言葉で順に進めていくのが良いと思う。 また、質問時に提示するときも、なかなか全体が表示されずにもどかしい。
変な背景画(バックグラウンド)は逆効果と思われる。 枠が多くを占めているようなものでは、記述できる部分が少なくなってしまう。 また、派手派手しい背景では落ち着きがなく、聞き辛い。
資料(提示用も配布用も)には、ページ番号を打つこと。
グラフの形状と使途の関係 : [参考] 統計グラフの表し方は?
折れ線グラフ : 移動変化を観るためのもの
棒グラフ : 群ごとの違いを観るためのもの
帯グラフ : 割合の変化を観るためのもの
円グラフ : 割合を観るためのもの
しかし、例外もあり、2群の比較なら折れ線グラフも有効な場合がある。
有効桁数の吟味。多くても少なくてもカッコ悪い。
提示資料は一昼夜放置後、再度吟味してみる。
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