発表時に心掛けること & ビデオ鑑賞
少人数セミナー : 第4回 (05/08/12)
前回は現在の各自の持てる力でプレゼンテーションをしてもらった。
実際にやってみることによって気付いた事項が少なからずあったのではないだろうか。
前回は時間配分をややミスったので、今回はその残りを含めて、
発表時に心掛けることに関して、私なりに今までに感じてきた事項を紹介すると共に、
プレゼンテーションについてうまくまとめられたビデオがあるので
それを鑑賞することにする。
- 各自の持てる力でのプレゼンテーション: 皆さんから寄せられた感想を含めて
前回の経験は如何であっただろうか。現状を知ると共に、いろいろと気付くことが
あったと思う。1週間空いてしまったが、その時のことを思い出しながら
振り返ってみてほしい。
- 「事前に練習をした」
- レベルの高さ
- うまい人(友達、教員)の技術: 観察、盗む、良い教材
- 内容の吟味
- 伝達事項を見つめ直す
- 興味を持ってもらう、分かり(判り, 解り)易い話、○○○と思って △△△は避けた
- 絵、図、文字サイズ、話すスピード、動き、...
- 声の大きさ、言葉遣い
- 目線: メモにばかり。聴衆を見る余裕がない。 <=== でもメモに目を落とす必要も
- しっかりとした準備の必要性、リハーサル、声を出しての練習
- 聞く人の態度が影響する。聞く側が反応し易い発表。
- 緊張、焦り、決められた時間内で収める
- 「5分」: 難しく、かつ、楽しい
- 思いを伝えきれず
- ユーモアーの必要性の有無
- 経験、場かずを踏む
- 準備不足、練習量の不足: そんなに気にしなくても
- 実際にやってみることで気付くこと: 反省点
- 「小さな」発見。気付き。個々人によって異なる「当たり前」。
- 自分の感じた事項を記録・記憶しておいてほしい。メモ(記憶の補佐)やノートの取り方。
- 自分が「何に注意」して準備したかとの比較。目標との比較。
- 「良いプレゼンテーション」も無数にある
- 「建設的な批判」
- 今後: 「理解しているもの」の説明 ===> 「調べて理解してその上で」説明
- Q: 思うように流れないときの対処法は? : A: 諦める、かな
- 右手の薬指の怪我
- [予告:今期末に向けて]
- 自分の主張を一つ決める(今期中、探索しておく)
- 説明するための資料を集める
- 人から納得が得られるようにプレゼンテーションを行う
- 所要時間は8分プラス(?) or 時間外開講? 2, 3 or 4Groups?
- [蛇足3?] メールの書き方、文章の書き方 (一部再掲)
- まだ学籍番号と氏名を「本文」に書かない者がいる
- 誤字、脱字: 1日置く
- 読み返す、声に出して読む
- 段落を付ける
- 1文字下げ(or 1行改行)
- [蛇足4?] プレゼンテーションに対する考え方
- ”プレゼンテーションは Show, 劇”
- ”プレゼンテーションは Present, 贈り物”
- 改めて準備段階で「注意する点」
- 訴えたいこと、主張: 熟知しておく。調べあげておく。
- ストーリー: 要点、盛り込む点、削る点、絞る点、時間との兼ね合い
- 「ウケだけ」を狙われても...
- [林memo] 発表時: 学会発表時に注意する事項
- 割り当て時間を守る。 <=== 現時点では多少緩くても可
- 落ち着いて喋る。早口は禁物。
- 視線は聴衆に。聞き手の方を向いて話す。
- うつむいて原稿を読むのは厳禁。
- 聞き手の目線を安定させるように、不用意にスライドを入れ替えたり、ポインタを動かしたりはしない。
- 遠方で見えない人のことも考える。見えないなりに説明の仕方はあるはず。
- スライドの提示、交換は自分で操作する。
- 役者になりきろう。
- 話し方に抑揚を付ける。
- 小教室であればマイクは使わない方がベター。
- マイクを使う場合は、使わない場合以上に抑揚を付ける方が良い。
マイクを通すとモノトーンになってしまいがちなので。
- マイクの特性も知っておくこと。特にピンマイクは息を拾いやすい。
- 動きまわるのは煩雑だが、多少のアクションや指し示す動作は必要。
- 適度な"品の良い"冗談を入れる : 関東と関西で異なるように感じている
- 液晶プロジェクタやパソコンが故障した場合でも手持ち資料や配布資料だけで説明が続けられるように。
- ディスプレイのネジは留めない。差し込むだけ。
- 講演前の休み時間に接続テストを行っておく。
- プレゼンテーションに関するビデオ鑑賞
うまくまとめられているビデオがあるので、それを参考にして、
見て・観て・診てください。
- ガー・レイノルズ著、シンプルプレゼン、日経BP社、ISBN978-4-8222-3054-8、2,730円
- Introduction (導入) : 19分
- Prepare (準備) : 18分
- Design (ビジュアル) : 16分
- Delivery (話し方) : 17分
- Q & A (質疑応答) : 5分
- 質問があれば
- この一週間 or 入学以来、受講した講義の中から
- 工夫されていた講義
- 気になる点
- 報告したくなるような講義はありませんでしたか?
- 次回は、... : 05月15日 16:40
- [宿題] 本日の講義の感想を各自メールで送ってください
<つぶやき> そろそろ早めに出してほしいなぁ。
- 提示資料の作り方: PowerPoint編
- ...
- [参考] : 進学説明会予定(福岡県内分)
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- 5/26(土): 夢ナビライブ2012, 西日本総合展示場新館(北九州)
- 7/16(月・祝): 九州地区国立大学合同説明会, 福岡国際ホール
- 8/10(金): 主要大学説明会, 福岡国際会議場
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