試験実施の現場から

統計モデル解析特論I/II : 第02回 (10/12/21)

第2回 ショート課題に対する回答 (10/22 21:30掲載)

以下は、第2回のショート課題 に寄せられた回答である。 参考になれば幸いである。

    【注意】「公開を可」とした回答(73件)について、先頭の空白は削除した上で、 行頭文字コードで並べ替えを行った。 よって並び順は学籍番号や提出順とは無関係であり、 番号は便宜的に振ったものにすぎない。また、改行位置は回答のままとしてある。


  1. I think common test for university admission is necessary. The first reason is there are a lot of candidates apply for a university admission. Most of the time the number of vacant positions for admitting new student is much lower than the number of students apply for university. So, there must be a system requires for selecting the good students. For this purpose, the admission test is necessary. Again, the common admission test is basically a standardized aptitude test that measures one student’s aptitude in various areas such as verbal, analytical, writing or math skills. These test does not only prove one’s ability but also measure one’s potential to perform well in the future.
  2. In my opinion, a common test in the entrance exam is necessary. This is because, through this examination, the University is able to know the student's ability to solve basic problems. This basic competence is necessary to support the development of competence in a particular scientific field, which students will deepen. It also enables universities to attract prospective students who are predicted to be able to complete their higher education. Even there is no perfect system for recruiting prospective students, but the research and development of this entrance exam system will further improve its quality.
  3. Personal I think it is a must to have unified examination. This is because the unified exam is the only method that able to evaluate the capabilities or understanding of certain subject in a fair and square condition. However, there is no one fits all approach. The evaluate may be inaccurate because people may not perform well due to unforeseen reasons such as sick and certain people can be lucky if the exact exam questions were those which he reviewed before the examination. Nevertheless, I think that it is not possible to have better approach to replace unified examination but this other support activities can be implemented such as interview examination (面接試験) in order to further evaluate other criterions of the candidate such as their soft-skills, mentality, and so on.
  4. あったほうがいいと思う
    全国の学生の能力を測る際に共通の指針があったほうが比較がしやすいため適切な学力の大学に割り振りやすいと思うため
  5. あった方がいい。
    (理由)受験生のほとんどの人が受けるので問題による不公平さが生じないため。無いと,年度によって大学の入り易さが変化する。
  6. 共通テストについては必要と考える。
    今回紹介されたような統計分析が行われていれば、今現在の日本の高校三年生の学習に関する情報が得られる。これにより、現在の日本人は読解能力が低い、や数学のこの問題が苦手という情報が集められ学習指導要領などに反映ができるため、共通テストは必要であると考える。
  7. 共通テストの実施は必要だと考えます。
    理由:共通テストの結果は主に国公立大学の試験に用いられる。国公立大学は多くの税金から運営されるため、入学者には大学教育を受けるために必要な能力を担保する必要がある。そこで、2次試験のみの実施では全国公立大学で上記の能力を担保できるか疑問に感じたため、必要だと考えます。
    なので、私は共通テストで必要な能力を担保した上で2次試験を実施すべきと考えます。そして、各大学の特色に合わせた必要な学生は、共通テストと2次試験の得点傾斜を用いることで解決すればよいと思います。
  8. 共通テストの必要性はあると考える。
    共通テストによるメリットは、一回の受験で複数の大学に受験できることや、複数回の受験により調子によるばらつきを低下できること、複数の科目を個別試験する必要がなくなる点であると考える。
    一方で、複数の科目を受験する必要があるのかや、同時に大量の受験生が受験するため手間や費用が掛かる点を考える必要はある。
  9. 共通テストはあったほうが良いと考えた。理由としては、受験者の将来性に幅を持たせると思ったからだ。現在の入試制度は共通テストと二次試験の点数比率や、採用科目を大学側が決めており、様々な点数配分の試験が存在する。それによって、自身が志望する分野のなかである程度の選択性を持って試験を受けることができる。つまり得意不得意に応じて、進学する先を選ぶことができる。また、大学にもよるが、共通テストが存在することである程度の点数を共通テストが占めるため、志望先の変更が効くというメリットも存在する。以上のことから共通テストはあったほうが良いと考えた。
  10. 共通テストは基礎学力を図るために必要かと思いますが、記述式が入ると採点にブレが生じることが懸念され、さらにコストがかかるため、私はマークシート式で良いと考えます。思考力を見るには二次試験で十分だと思います。ただし、私立大学などで行われていたセンター利用方式の入試などは考え直す必要があると思います。
  11. 共通テストは必要
    共通テストが必要だと考える理由には2つある。1つ目は、学生の得意・不得意による点数差の影響を減らすことである。もし入試が1回しかない場合、その1回でたまたま自分の不得意な分野が出題されると、本来であれば十分合格する実力があるにもかかわらず点数を落としてしまう人や、逆に自分の得意分野が出てきて合格できる実力がないにもかかわらずたまたま合格できてしまうといった人たちが出てきてしまう。なので、共通テストと二次試験と2回行うことで、幅広い範囲を出題でき学生の様々なことが読み取れるようになる。
    2つ目は学生が現段階での自分の実力の指標として利用できるからである。共通テストで自己採点をすることで、現在の自分の実力が点数という形で分かる。この点数によって自分が今どの程度の実力なのか、どの分野が苦手なのかがある程度見えてくる。これによって二次試験に向けて今後のアプローチに仕方が見えてくるので、学生にとっても共通テストは必要なものだと私は思う。
    以上の理由から、私は共通テストは必要だと考える。
  12. 共通テストは必要だと考えます。
    それは、大学に進学し勉強したいと思い受験生活を耐えてきた学生とそうでない学生とを見分ける必要があるからです。
    授業の冒頭でもありましたが、近年大学への進学難易度は低くなっています。しかし勉強のために進学したのにも関わらず4年間を無意味に遊んで過ごす若者が多いのも事実です。
    大学側は学びたい意欲がある若者、そのためにコツコツと努力して勉強を続けることができる若者に入学する権利を与えるべきだと思います。なので共通テストを行い、大学で学ぶ意思がある若者を厳選するべきだと思います。
  13. 共通テストは必要だと考えます。
    理由は、勉強(学習)というのは生まれ持った才能の有無があれ、努力で伸ばすことが比較的簡単な分野だと考えています。大学へは学習に対して真面目に取り組める生徒が入るべきであり、それを共通テストはその他の優劣をつける事柄として適切だと考えられるからです。
  14. 共通テストは必要だと考えます。入試の意義を「テストによる能力検査を通して入学後に大学の学習に耐えられるかどうかを見極める」ことだと捉え、共通テストの必要性について考えてみます。まず、試験利用大学と大学入試センターで共同で実施していることから、より多くの大学から求められる最大公約数的な能力を検査できるという点で良い試験だと考えます。また、多くの受験生が共通テストだけでなく、各大学の一般入試も受験するということを考えると他にもメリットが考えられます。時期が異なる2つの試験を受けることで、2つの時間の点での学力をテストでき、より「大学の長期的な学習に耐えられるか」を試すことができると考えます。さらに、2つの試験の成績分布を作成し、その傾向をみることで、目的に会うように一般入試の問題傾向を修正できるという点でも共通テストの必要性はあると考えます。
  15. 共通テストは必要だと思います.それは大学への負担を減らすために重要なことだと思います.特に,東大の足切り制度などはそれが活かされている最たる例だと思います.自分のレベルに見合っていない大学を受験するということは,大学にとっても受験者にとっても不合理なことだと思います.そういった事態が顕著にならないよう未然に防ぐという役割として,共通テストは上手く機能しているものではないかと思います.
    受験生という観点で見ても,共通テストは有意義なものだと思います.何より共通テストのおかげで,全国の大学志願者と比較して,自分がどの立ち位置にいるかを俯瞰的に見直すことができたためです.また,志望している大学のレベルを系統的な基準で測ることができたというのも重要なポイントです.高校受験とは違い,全国の膨大な数の大学から自分に適したレベルの大学を見定めないといけない受験生にとって,こういった明確な指標があることは心強かった覚えがあります.
    さらに国民としての観点から見ても,やはり共通テストは必要だと思います.先週の講義でのお話で,国勢調査は国の現状を知り今後に活かすために必要不可欠なものと述べられていましたが,私は共通テストも同じような文脈で価値のあるものだと思うからです.共通テストは,大学への進学を希望する全国の学生を系統的に測れる貴重な機会です.行政をはじめとした機関はこのデータを用いて教育体制の見直しなどを行い,国の将来のために活かしていくべきだと思います.
    そして何よりも個人的に,全国の受験生が集って同じ試験を受け,一喜一憂しているのをTwitterとかで眺めるのはとても愉快なので,続いてくれれば良いと思います.
  16. 共通テストは必要だと思います。
    共通テストをすることで受験者側は自身の受ける大学レベルの目安になりますし、大学側はこれがないとレベルの合っていない受験者の受験が多くなってしまう可能性があり、採点をする量が膨大になってしまうかもしれないからです。
  17. 共通テストは必要だと思います。共通テストと2次試験で問われる要素は異なっているため、片方を無くしてしまうという事は十分に精査できないと思います。また、共通テストが必要ないと考える大学は、国立でも受験をしなくて良い制度や、配点を0にすればよいと思います。
  18. 共通テストは必要だと思います。共通テストと二次試験両者を行うことは、ただ学力を測るという意味合いだけでなく、分布によって大学が求めていることに合うかどうかを見極めることができる点において受験生の資質をより多面的な視点で判断できると考えられるからです。
  19. 共通テストは必要だと思う.
    共通テストは大学受験生のほとんどが受験するものであることから,共通テストの結果から受験生が受験者全体からみてどの程度の学力を持っているかが分かりやすいものであり,大学が欲しい学生の「基礎学力」を判断しやすいものであると考えられるから.
  20. 共通テストは必要だと思う。
    その理由は大学側・学生側双方にとって、利点があるからである。
    大学側の利点は、試験実施にかかる費用を減らす事ができる。そして、内容が保証された同一指標である試験結果を、合否判定に利用する事ができる。
    学生の利点として、1番に考えられるのが、勉強コストが減る事である。独自テストが準備されている場合、その大学の過去問を用いて、特化した対策がある程度必要になる。これは学力や知能というよりは、対策力を測る試験になってしまう可能性がある。共通指標がある事により、共通テスト利用入試という選択の幅が広がる事になる。
    もちろん、大学側はそれらを入学試験に加味するかは任意であり、大学にとって必要とする学生に入学してもらうための試験方法は考えれば良い。
    このような理由で、私は共通テストは必要だと思う。
  21. 共通テストは必要である。
    全受験生が公平でまた十分な精度でまた同時に学力を判定することができる最も効率の良い方法であるため。
  22. 共通テストは必要であると考えます。なぜなら、様々な方式での入学できる可能性があるからです。国立大学のようにテストが二段階あって入学できる方式や、私立のように2次試験でのみ入学できる方式、共通テストで高いスコアを取った人が入学できる方式など様々あれば多くの人が大学へ入学できるきっかけになり、大学の多様性も豊かになると思います。また、共通テストがあることで本番での自分の学力を知って次の2次試験への対策や戦略などが立てられると思います。
  23. 共通テストは必要であると考えます。講義内でも紹介されていたように、分布を二次元的にすることで、基礎力と大学ごとに必要とする知識の両方を試すことができるため。また、受験生の視点から見ると、一発勝負より緊張がなく、本来の力が発揮できる二段階の試験の方が良いと思います。
  24. 共通テストは必要であると考える。
    共通テストが無いと,大学ごとの問題作成能力や出題内容のばらつきにより,複数の進路を見定めた勉強が困難になるため。
  25. 共通テストは必要であると考える。
    大学に入学した後に講義についていけるかを確かめるためである。
    共通テストは高校で学習したことができているかを確認するテストであり、大学での学習の基礎となる。基本的なことが理解できていない人は、大学入学後講義についていくことができなくなり、やがて単位を落とし、退学せざるを得なくなる可能性がある。そのようなことを回避するために共通テストで学力を確かめる必要がある。
  26. 共通テストは必要であると考える。その理由は2つある。1つ目に、学生が公平な評価をされるからである。個別試験だけが実施される場合、特定の能力の評価に留まってしまう。共通テストによって教養が深い人に入学のチャンスが与えられ、公平な評価に繋がると考える。2つ目に、視野の広い学びができるからである。共通テストで評価され入学した場合、大学では専門知識だけを勉強するわけではない。工学でも分野を超えた知識の融合があるように、視野の広い学びができるか評価できると考える。以上2つから、共通テストは必要であると考える。
  27. 共通テストは必要であると思います.
    理由は2つあります.
    1つ目は救済措置としての役割のためです.試験を受けるのは人であるため,何らかの事情で受けられなくなった,体調等で本来の成果を発揮できなかったなどが起こりうると思います.それによって本来能力のある人間が入学できないという事態をなるべく避けるために必要であると考えます.
    2つ目は多様性のためです.個別試験のみで結果を決めてしまうと,大学側が必要な人材は確保できるかもしれませんが,偏りが生じ発想が限られる可能性があると思っています.そのような点からも共通テストは必要であると考えます.
  28. 共通テストは必要と考える。理由の一つは受験者が事前にテストの結果が予想できる点である。そのため受験大学の選択に利用することができる。もう一つは共通テストでは国社英数理のすべての科目をやる点である。これらすべての科目を2次試験だけでやるのは受験生の作成する側も負担が大きいと考えそれを共通テストで一括してやることは良いと考える。
  29. 共通テストは必要と思う。
    これで「ふるい」にかけけないと、相当数の受験者が2次試験を希望する大学も出現し、それが記述式試験であった場合は、正誤判定に多大なリソースを割く必要が出てくるからである。
  30. 高校における学習が習熟しているかを判定するという位置づけであったり、効率性を重視するなら必要であると考える。
    高校の授業の範囲内で出題され、それに対し高成績を修めていれば専門に限らず大学での授業を受ける人材にふさわしいという評価ができるからである。そこから二次試験や面接を行うことで大学の専門授業を受けるのにふさわしい人材であるか判定できると考える。
    ただし、テストの位置づけが、単に難問にどれだけ答えられるか、専門についてどれだけ知っているかなど、高校の授業の範囲外のことが出題内容とされるのであれば、共通テストは必要なく、最初から各大学の二次試験や口頭試問含めた面接試験で解決できることであると考える。
  31. 合格者を選抜するためだけなら、わざわざお金をかけて共通の試験を受けさせることに大きなメリットはないように感じる。そこにコストをかけるぐらいなら、大学ごとの試験を実施し、より大学ごとに欲している人材を選抜した方が合理的だと思う。
    しかし、データを集めるといった観点からすると、これほどいい機会は無いように感じる。対象者は限られてくるが、いわば、お金をもらって行う国勢調査のようなものだと考えられる気がする。共通テストで得られた莫大なデータは、これからの日本を支える学生の能力を把握したり、よりよい教育に生かしたり、多くの場面で有効な可能性がある。そういったことを考慮すると共通テストを実施する必要があると思う。
  32. 私は,共通テストは「無くても良い」と思う.その理由は, 私自身が,共通テスト(センター試験)で,点数を取ることができず,大学受験に苦労したからである.名工大は,二次試験の方が配点が高かったため,センター試験で得点を取れなかった分,二次試験で頑張らなくてはならず,センター試験後,とても勉強をしていた記憶がある.また,前期・後期共に出願していたため,前期の合否が分かるまで,卒業式の日も勉強をしていた.ここで,今思うことは,最後の高校生活を楽しみたかったということである.講義動画であったように入試の目的が「大学に適した人材を選抜するため」であるならば,「全国共通ではなく二次試験に含める形で大学ごとに入試を行えば良い」と思う.そうしたら,大学は求める人材を確保することができ,学生は膨大な勉強時間が削減され,双方向にメリットがあると思った.
  33. 私は,共通テストは必要だと思う.東京大学のような大学が共通テストの点数をもって足切りをしている.仮に共通テストがなくなった場合,足切りをすることができなくなり,私立に行く人などがいわゆる記念受験で東大の試験に申し込むという人が増える.これにより,二次試験の受験者が増加し,採点における負担が増加する.このように,有名大学にとって,共通テストは足切りなどによる負担削減を行えるため,必要であると考える.
  34. 私は、共通テストは無くてもよいと考えています。確かに、共通テストは基礎知識をはじめとしてあらゆる力を判断できるテストであると考えられますが、応用力を見ることができません。私は、応用力こそが人の優秀さを判断する要因として考えているため、応用力が見れない共通テストは無くてもいいと考えます。
  35. 私は共通テストが必要であると考える.
    理由は学生と学校のマッチングに関してメリットがあると考えるためである.
    まず学生側のメリットとして,共通テストの自己採点結果に応じて志望校を変えることができる点があげられる.出願前にライバルと比較できることや学校ごとのボーダーに達しているかある程度分かることは共通テストならではだと思う.
    つぎに学校側のメリットとして,一定基準の学力レベルを満たしたうえで大学ごとの特色を二次試験で出せることにあると考える.例えば共通テストがなく面接のみであった場合,入学後に学力が足りずにリタイアするケースが多い.これに対して共通テストで一定の学力を見たいしていれば,二次試験で大学ごとの特色ある試験(実技や面接など)を課してもこの問題は起こりにくいと考えられる.
    このように互いのミスマッチを無くすことができると考えられるため共通テストは必要であると考える.
  36. 私は共通テストの必要性が有ると考えます。その理由として、大学入試の目的が人材の選抜だからです。二次試験のみではそのできる出来ないで大きく2パターンに分類されます。一方で、共通テスト、二次試験ができる出来ないで、大きく4つのタイプに分類されます。(実際に今回の講義で紹介されたグラフデータから読み取れる。)大学ごとに欲している人材は異なるため、その多様性に合わせた試験のシステム構築が必要だと考え、共通テストが必要だと考えます。
  37. 私は共通テストは二次試験で受験する科目に関しては必要ないと考えています。理由としては2点あります。1点目としては、共通テストで出題される問題の難易度が2次試験の問題の下位互換となっている場合が多く試験実施の意義があまりないのではないかと考えているからです。二次試験で試験を受けない科目(理系であれば社会科目や国語など)に関しては基礎的な能力や一般教養を図る観点で実施する意義はあると考思いますが、二次試験でも受験をする科目(数学、理科など)に関してはわざわざマーク形式の試験で学力を図る必要はないではないかと思います。2点目としては、1点目の理由に付随してマーク形式の試験に向けた対策を二次試験対策と別で行う学生が多く、学生の学力向上を考えた際に二次試験対策により時間を費やした方がいいのではないかと考えるからです。マーク式の試験対策の延長線上に二次試験対策があるのは分かりますが、わざわざマーク式の試験対策に時間を費やす必要はないのではないかと思います。あくまで、基礎的な内容の学習として二次試験の実用的な学力をつけるための勉強の一環として行う方が学生の学力向上に繋がるのではないかと思います。以上2点の理由から、私は共通テストは二次試験で受験する科目に関しては必要ないと考えます。
  38. 私は共通テストは必要だと考えます。
    理由としては、講義の中でもあったように多くの指標から欲しい人材を選ぶことがテストの目的になると思いますが、全ての大学がテストの種類を増やすというのは受験生にとっても大きな負担になるため、共通テストによって測れる指標以外を各大学のテストで測るという今の形式でいいんじゃないかと思います。
  39. 私は共通テストは必要だと考える。理由は2点ある。
    1点目は、「有名大学への受験者数を制限できるようにするため」である。共通テストが存在せず、2次試験のみで合否を決定する場合、有名大学への受験者数が膨大になる可能性がある。共通テストにより、それを均すことができると考えた。
    2点目は、「受験生の成長」である。多くの受験生がこの試験で良い点を取るために必死で勉強する。この経験は一生涯のものになると考えた。
    以上2点から、共通テストは必要である。
  40. 私は共通テストは必要だと考える。理由は高校での学習内容の習熟度を全受験生に対し平等に調査することが可能だからである。学生が大学入学時に必要な学力は、①入学する大学に限らず必要となる、高校までに習得するべき基本的学習と、②各大学での学びを理解するために必要となる学習(大学により異なるレベル)の二つであると考える。共通テストと各大学ごとの二次試験では、測っている学生の学力は異なり、前者は①の学力、後者は②の学力である。そのため共通テストは必要であると考える。
  41. 私は共通テストは必要だと思う。
    全員が受けるということで、他の受験者数との比較が可能であり、いわゆる判定がしやすくなるということです。判定がされれば受験者にとってどこを受ければいいかの指標にもなり、とても役立つと思いました。
    ただ、マーク式だと真の実力が図りづらいため、記述式を推奨します。
  42. 私は共通テストは必要だと思う。
    入学許可という概念が『本学に入学をして学業についていくことができるか』という内容と確認し、先ずは入学試験を超えた段階でその権利が与えられるものだと思った。東京大学など共通テストで足切りをしている大学があり、1次試験である共通テストと2次テスト結果に相関関係がはっきりと統計的にも示されているように1次試験である共通テストには大学の難易度に関係なく多くの受験生が受験し自身の相対的学力の位置関係を図るツールともなる。
    1次試験での採点科目を特定のものだけにしたり、特定科目の得点圧縮を行ったり、
    1次試験と2次試験の得点比率や、2次試験の難易度を調整する事で楕円形と合格者線の構図は無限にも作成することが出来る。
    このようなことから、大学にとって求める学力像を調整することが出来ることも今回の講義を受講して分かった。
    センター試験から共通テストに名前が変わり、社会が求めている学力分野に特化したテストにシフトを始めていると考察する。学力的な基礎力を図り、大学に適した人材を選抜するためには細かいデータと研究者・問題作成者の緻密な判断によって作成されている共通テストは入試には必要だと思う。
  43. 私は共通テストは必要であると考える。
    その理由は共通テストを受けることで、受験直前に自身のある程度の順位が分かるようになり、最終的な出願先の選択に重要な情報になると考えているからである。
  44. 私は共通テストは必要であると考える。その理由は共通テストも行うことで基礎学力を見ることだけでなく、二次試験との配点の組み合わせによって、より大学が欲しい人材の確保がしやすくなるからだ。
  45. 私は共通テストは必要であると考える。それは経済的であり、効率的に受験者を分類できるからである。
     コストを考えなければ個々の大学が自分が欲しいと思える人材を見分けることのできるテストを研究、開発し試験を行うことが最適であると思う。しかし研究、開発、開催費用、また受験者の受験料などを考えるとコストの削減は重要である。そこで大学が欲しいと思える特徴の大きな共通点である学力に関して同時に一つのテストで済ませるのは非常に有効であると思う。
  46. 私は共通テストは必要であると思います。受験者側の心理的な理由からです。現状、共通テストは受ける大学選びの指標になっています。そのため、共通テストが無くなると、受験生としてはどの大学を受けるべきかということがわかりづらくなり、自分の本当の志望よりも低いレベルの大学を受けてしまったり、逆にレベルの高い大学を受けて浪人することになってしまったりするという状況が起こってしまうのではないかと思います。それに、授業内でもありましたが、共通テストと2次試験の割合などは大学が自由に決めることができて、共通テストの存在が大学の求める人材をより多くの観点から選びやすくしているのではないかと思います。
  47. 私は大学入試に「共通テスト」は必要だと考えます。理由としては,大学の個別試験だけで「基礎学力」と「大学が求める能力」の両方を評価するのは困難だと思うからです。
     個別試験で出題できる問題数にも限りはあり,そこで基礎学力まで評価していては「大学が求める能力」を評価するために使える問題数が減り,得られるデータの数や種類も減るのではないかと思います。個別試験で様々なタイプの問題を多く出題することで学生の能力をより詳細に分析できるはずです。上位の大学で基礎学力があるのは前提だとしていても,採点の負担を減らすためにも受験者数を絞る手段として「共通テスト」は必要でしょう。
     共通テストは,基礎学力の評価やその年の学生全体の属性別(理系,文系,選択科目の違い)の傾向など大まかな部分を分析するもので,個別試験は「学生個人の能力」を評価するものだという,それぞれの目的をしっかり共有することが重要だと思います。そうなれば共通テストに「記述式」を導入しようとはならず,記述力や想像力を重視したい大学が個別に行う形となり混乱は起きなかったでしょう。全学生にそのような能力が求められるなら,普段の学校教育を充実させれば良いと思います。
  48. 私は大学入試に「共通テスト」は必要だと思います。基礎的な問題に関しては共通テストで、応用力に関して判別するための問題は個別試験を用いることで、単純に問題数が多くなり学生をきちんと評価できると思います。
  49. 私は大学入試には共通テストが必要だと考えています。統一された入試の内容や難易度はより包括的で、地域的な偏りがなく、試験が公平に見え、すべての学生の質を同じ基準で測定する、便利で効果的かつ公平な方法です。
  50. 私は必要だと考えます。
    理由としましては、各大学ごとの試験だけで決定するのは厳しいと考えるからです。
    試験を行い、合否を判断するのは資料にもありますが、大学に適した人材を選抜するためであると考えます。基準は各大学で異なるとは思いますが、その試験のみでは適した人材であるかは判断が難しいと考えます。よって、共通テストを行うことで、全受験生での中での統計を見ることで、判断材料が増えるため、選抜するのは必要なものとなると考えます。
  51. 私は必要だと思う。大学生・大卒という肩書は専門知識に加え、ある程度の教養を持つことが社会から期待されていると思うので、共通テストが試験として存在していると、大学生はちゃんと教養を持った学生であるという証明になると考えたためである。
  52. 私は必要であると考える。
    1番の理由は苦手な科目もやる必要があるからである。仮に2次試験のみの場合、多くは文系なら文系科目、理系なら理系科目のみの対策となる。そうなると、偏りのある勉強となってしまう。物事を多面的に捉えるためには様々な分野を様々な方法で考える必要があるため、共通テストは必要であると考える。
  53. 大学入学共通テストは必要であると感じる。入試の形態として、共通テストで幅広い科目の基礎的な部分を測定し、二次試験でその大学・学部に深くコミットした科目の専門的な能力を見ることができバランスが良いと感じる。また、近年には二次試験に小論文や、面接を課す大学も増え、共通テストにより大学の負担が少なくなり、より幅広い人材を求めることができていると感じる。
  54. 大学入学共通テストは必要と思います。中国も共通テストが重要で、ハイスコアをとれるように、一生懸命頑張りました。ハイスコアの背後には、より効果的な学習方法、より機敏な思考、より効率的で合理化された勉強方法、より良い学習習慣などがあります。
      個人的な視点から、共通テストは自分の能力とレベルを分かれます。自分が得意なことと得意でないことを知ることができます。
      大学の視点からも、優秀な人材を選抜するためには、共通テストの点数のみを審査することができます。これも頑張ったの人にとって最も公平です。
  55. 二つの理由から必要だと考える。一つは大学及び受験生の手間を省く役割があるからである。共通テスト利用の推薦試験は大学側にとっても受験生にとっても効率的な試験方法で大きなメリットだと感じる。二つ目は学生の学力データを取るための役割である。共通テストがなくなれば大規模に学力のデータを採集する手段がなくなってしまうため、デメリットが大きいように感じる。
  56. 日本にとって共通テストは必要だと思う。①受験生にとって、共通テストは教育公平を示すことができる。家計問題で私立やAO入試を受けない受験生が、共通テストの得点で他の国立大学応募できる。
    ②大学にとって、本学用の入試問題を出さなくても受験生を選抜することができる。大学の教授たちがもっと研究のことを集中できる。
    ③国の文部省にとって、共通テストの分析結果により、教育方針や内容調整することもできる。
  57. 必要だと考えています。なぜなら学力の統計を取るために重要な要素だからです。これがあることでより良い問題ができていると考えています。また共通テストと個別テスト両方の点数を見ることでよりその大学に見合った生徒を入学させることができるからです。
  58. 必要だと思います。
    →大学の2次試験だけでは、大学によって教科の偏りが出るからです。名工大のような工学専門の大学では、国語や社会といった教科が入試に必要なくなります。しかし、一般的な知識として高校までの学習は必要だと思います。また、緊張感のある試験を数多くこなす方が経験値としても将来役立つと思います。
  59. 必要だと思います。なぜなら、大学ごとで行われる二次試験を、突破する可能性の高い受験生をあらかじめ絞ることができるからです。それによって、採点の負担は大きく軽減できます。二次試験で高得点を取れる受験生は、共通テストでも高得点を取れるということは相関が強いと思われます。よって、共通テストの結果を利用して、大学の二次試験を実施するということに賛成です。
  60. 必要だと思います。共通テストにより,今年度での自分のレベルや位置を知ることができるので,進路を決めるのに大いに役立つと思うからです。また,受験にはある程度運もあり,1度きりの機会のみだと,挽回するチャンスがないので,2回に分けるのは有用だと思います。
  61. 必要だと思う。
    絶妙な難易度で公平に学力を測ることができるから。また、共通試験と二次試験二つの試験の合算値で合否を決めるため、どちらかかダメでもチャンスがあるから。
    今回の開発部の話を聞いて、いろんな分析をして改良していることもわかり、共通テストの信頼性も上がったから。
  62. 必要である
    大学で学ぶ学問に直接関係するような力を測るという役割は、各大学の二次試験が十分に果たしていると感じられる。共通テストは、同じ問題を様々な大学の受験生に適用できるという点が魅力的。
  63. 必要である。
    その理由として、大多数の受験者の実力を手早く図るため
  64. 必要である。
    教科書に基づいた内容を問題にすることで、全国の学生の基礎学力を測ることができると思うから。
    また、共通テストの結果を私立大学の入試にも利用でき、私立大学の試験勉強の負担を減らすことができた経験があるから。
  65. 必要である。
    理由は、まず共通テストとは、大学教育の基礎となる知識の理解や思考力、判断力、表現力を活用し、解く問題が多く、センター試験には出題されていなかった、連動型の問題もあり、これはより一層、知識の理解や思考力等を重視する傾向になっている。そこで、実際に、私が大学での勉強を通して、思考力は非常に重要な力と感じ、共通テストは有用だと考えております。また、共通テストでは、国数英理社と全ての教科の学力を調べることができる。その中で私は、社会全体では、バランスよく物事をこなせる人材を作ろうという雰囲気があると感じており、そこにおいては有用であると考えております。しかし、就活などを通して、感じていることはバランスよく何かできるより、何か飛び抜けた能力を持つ方が社会で活躍できるように感じております。そういう意味では、共通テストは全体的に見ると必要であるが、個々で考えると必要でないと考えております。
  66. 必要であると考えます。
    廃止すると国立大と私立大における入試の差別化ができなくなること、またある一教科のみできる人でも大学進学ができ、進学後に苦労することなどが想定されると考えます。しかし作題以外の手間軽減や適当に受験した人のデータまで統計データに含まれてしまうことを避けるため共通テストを必要としない人は受けないように高校側から指導するなどの工夫は必要であると思いました。
  67. 必要であると考える。
    共通テストはある程度の篩にかけるテストであり、このテストを突破できないと大学の二次試験に受かるのも到底厳しいと考えられる。
    またこのような共通テストがないと、記念受験などといった理由で受ける人も多くなってしまうので、しっかりとした統計が取れなくなってしまい、大学のレベルにあったテストを作ることができなくなるので、共通テストは必要だと考える。
  68. 必要であると思います。
    なぜなら、各大学による個別試験のみでは、学習する分野の範囲が狭まってしまう可能性があるからです。多くの個別試験では、入学後に所属する学部、学科に沿った科目を受験させるか、その配点を多くするようにされています。大学入学後の専門的な学習についてこれるかの判断のためだと考えられます。しかし、大学入学後、例えば、理系であっても、文系であっても、双方の知識や考え方が不可欠な場面は必ずあるはずです。高校時点から、その学習機会を狭めかねない入試制度は好ましくないと思います。
  69. 必要と考えます.理由は2点あります.
    ①共通テストを実施しないと莫大な労力,コストがかかるからです.約50万人の受験生を学力に応じて仕分けるには,マーク式の共通テストが必要と考えます
    ②データが残せるからです.テスト結果の解析後の分布をみて,テストのレベル感の調整も重要ですが,それだけでなく,数十年単位で見れば日本の学力レベルの推移や傾向がわかるため,場合によっては教育カリキュラムの見直しなど,データの活用は多岐にわたりとても価値があると考えるからです.
  70. 必要と考える。
    「思考力・判断力・表現力」を評価軸とすることで、解法を暗記し、本質的な理解をしていない学生が評価されることを防ぐことができるためである。留意すべき点は、教育現場で従事する者は、共通テストを経験していないため、共通テストに即した指導法をすべきことである。
  71. 必要性があると考えます。
    講義内で説明されていたように,1次試験,2次試験があることで大学は欲しい学生を判断する材料が増えるため,大学側は求める学力を持った学生を取ることができ,学生は自身の学力にあった大学に進学することができるようになるからです。
    また,共通テストは数学や理科,社会などの教科で選択の問題があるが,どの科目を選択しても大きく平均点がずれた場合には得点調整などがされることを今日の講義で知り,受験生にとってどの科目を選択しても不利なことが起こらないように調整されていると分かったからです。
  72. 僕は, 共通テストは必要だと考えています.
    理由は2つあります.
    1つ目の理由は, 受験者の実力が測りやすいと考えるからです。共通テストがなく、大学で行われる試験だけの結果で合否が決まる場合、偶然得意な分野・苦手な分野がでたことで、合否が分かれてしまうという結果になることが起こりやすいと思います。共通テストも合わせて2回試験を受ける場合は、出題される問題の数が多くなる分、偶然の結果で合否が決まりにくくなると予想されます。
    2つ目の理由は、日本の学力水準がどれくらいかという情報が得られることです。共通テストでは、国・数(2科目)・英・理(2科目)・社の5教科
    7科目を受けるため、日本の教育レベルを図るのに、うってつけのものだと思っています。そういったデータに基づいて教育の仕方を考えたり変えたりできるのであれば、共通テストはあるべきものだと思います

  73. 文章内の中から情報を読み取る能力が社会や会社においても必要となってくるため。