講義をはじめるにあたって

統計モデル解析特論I/II : 第01回 (10/05/21)

 初回である今回は、講義の概要や進め方について述べ、 皆さんの要望・希望を聴取することとする。 また、統計の理解には、身近なデータを用いて例示することが近道であると 考えるので、皆さんの体格等のデータを利用したいと考えており、 そのための調査も行う。
  1. 簡単な自己紹介、私の専門

  2. 講義をはじめる前に

  3. 講義の概要 : 【参考】 2021年度 シラバス .
    1. 講義をはじめるにあたって
        講義の概観
    2. [案] 試験実施の現場から
        大学入試センター内で行なわれている解析方法
    3. [案] Reasoning Test と学習診断
        推理能力テスト, 学習診断(選抜から支援へ)
    4. [案] Item Response Theory (IRT)
        複数回実施の試験が比較できるわけ
    5. [案] 多変量解析 : 回帰分析
        モデルとその背景
    6. [案] 多変量解析 : 主成分分析と因子分析
        次元縮小の意味するもの
    7. [案] 実験計画法
        各種の実験を考える場合の効率的な立案
    8. [案] アンケート調査
        設計から調査・解析まで
    9. [案] SAS OnDemand for Academicsを使ってみよう: Q4でどうか?
        設定からプログラミング、解析まで
    10. 何かご希望があれば
    11. まとめと討論 (Q3、Q4それぞれで)

  4. 開講日程 : 第3/4クオーター(Q3/Q4)、火曜日 第9・10限(16:20〜17:50) 【リモート講義】

  5. コンタクトの方法


  6. 【蛇足】昨秋実施された「国勢調査」は何のため? 何で必要? 回答義務があることをご存知でしたか? 次回(2025年(R7)、5年毎)も是非提出してくださいね。

  7. Excel じゃダメなの? : 表計算ソフトウェア(Excel 等)から統計解析ソフトへ : 作業手順から眺める
    アンケート、実験データの集計 : 目の前に紙の山 ===> さあどうする?
    1. まず電子化
      • 入力作業
      • 場合によってはコード化

    2. スクリーニング
      • 入力ミスの修正
      • 地味だが非常に重要な作業、重労働 <=== チェック方法

    3. 基礎集計 by Excel(表計算ソフト)
      • 組み込み関数を使って : average, min, max, median, ...
        計算 図示、...

    4. 表計算ソフトの限界 <=== Excel で統計処理を全てこなせるか?

  8. アンケート (意見聴取とデータ収集):
     皆さんのご希望等をうかがうと共に、 統計の理解を深めるために講義内で利用するサンプルデータとして、以下「h」項に示すデータを用いたいので、データを提供いただければと考えています。 moodle内に回答フォームを準備しましたので、各自回答ください。
    本日の出欠調査を兼ねます。以下項目について「10月7日(木)夜まで」に回答下さい。

    1. 所属専攻、学年
    2. ご自身の研究テーマ(現状で可)
    3. 「統計」に抱くイメージや印象
    4. 本講義の受講動機
    5. 講義内容についての要望、取り上げて欲しい内容
    6. 既に何か統計ソフトウェアを使っておられるのでしたら、その名称
    7. Q3 のみならず Q4 も受講する予定ですか? (現状で可)
    8. [データ収集] 性別、身長、体重、胸囲、自宅生/下宿生の別、仕送り月額、スマホの月額通信料
    9. 質問、その他お気づきの点があれば何なりとお聞かせください。

    ※【本講義全体を通しての注意】 本講義はリモート講義であるため、毎回何らかの回答を求める課題を出す予定です。 その際、動画で課題の意図等を説明するので、それに沿って回答ください。 なお、回答期限は毎回提示しますが、基本的には講義2日後を考えています。

  9. 次回は、... : 10月12日(火)