東京に越してきて、電車をよく使うのですが、意外なところでマイナスネジに 出会います。それは電車の扉の敷居です。 写真では判りにくいですが、電車の扉は床に敷設された敷居状のレールに沿って 移動しています。また、扉が付き合うところには、レールの外側に もう一枚金具も取りつけられていて、この金具は両側から出てきた扉を 車内方向に押し付ける役割を果たしているようです。 走行中にガタつかないようにするための配慮なのでしょう。 (写真中、黄色い部分はホームの先端)
で、問題はこれらレールと金具を車体(床)に取りつけているネジです。 不思議なことにこの部分に使われているネジはマイナスネジのことが ほとんどなのです。 手すりや吊革の棒、網棚等を車体に取りつけているネジはプラスネジばかりですが、 ドア廻りはマイナスネジなのです。
メンテナンスの際に緩める場合にも、プラスネジの方が山が崩れにくくて 良さそうに思われます。マイナスネジは古い機器に多く残っていると 思いますが、山手線や中央線の新型車両もドア廻りはマイナスネジです。
摺り合わされる部分だからなのでしょうか? でも、例えば エスカレーターの摩擦部分をとめているネジはプラスネジでした。 プラスの皿ネジも存在しますので、これを使えば済むはずですよね。 しかも、プラスネジには ISO 規格があるので後々にも便利でしょうし。 あえてマイナスネジを使う理由は何なのでしょうか?
# マイナスネジにも ISO があるのかもしれません。調べてません。
現在もこの部分にだけわざわざマイナスネジを使い続けている理由、 いったいどんな謎が隠されているのでしょうね。 あなたも「マイナスネジ探索隊」になっていろいろなネジを観察してみて下さい。
# [補足] 京王井の頭線のレール部分にはプラスネジが使われていました。
特殊なネジだったので大量に一括発注したが、消費が伸びず 在庫を抱えている。でも、これだけ生産管理が行き届いている段階で このような理由はちょっと説得力に欠けますね。
レールや金具以外に、電車の床に敷設された保守用のハッチや蓋などにも マイナスネジが使われているのを発見しました。レール、金具、ハッチ、...。 これらに共通の事項を思い巡らせてみたところ、一つ思いついたことがあります。 それはどれも靴で踏まれる部分に多くの場合使われていることです。ではなぜ?
もっともらしい理由の一つに、ネジ溝を保守し易いということが 挙げられるでしょう。電車の床には泥やゴミ、はたまた油やガムのカス等の しつこい汚れが付着することが考えられます。 これらがネジの溝に入ってしまった場合、 溝を掃除してからでないとドライバーを使うことができません。
プラスネジの場合、溝の交差部分が一番深くなるような傾斜が付いており、 こびり付いた付着物を除去するのに、単に溝に沿って掃くだけでは ゴミを除くことが難しく、かき出すような動作をする必要があるでしょう。 それに対して、マイナスネジなら溝の深さは一定で、 またネジ頭の端まで溝が切ってあるので、マイナスドライバーで 溝に沿ってゴミを押し出せば溝を確保することができます。
このように保守時の手間から考えた場合、マイナスネジの方が溝の確保性が 良いことが想像できます。もし、この理由が正しいとしたら、 マイナスネジもまだまだ需要はあるでしょうね。
東京に越してきて(ウッ? この書き出しばっかり)看板をよく見るようになりました。 通勤時間は50分程度ですが、何枚の看板が網膜に映っては 消えていっているのでしょうか。無意識に目に飛込んで来る看板の数は 少なく見積もっても500枚は越えているでしょう。 その内、100枚以上は目で内容を追っているように思います。
美術展覧会、バーゲン、家電製品、週刊誌、ビール、タバコ、サラ金、...。
職場の性格上「大学の広告」もよく見かけるのですが、少子化に伴って あの手この手で学生の獲得に乗り出しているのがよく解ります。 一つの学科でも3回ぐらい入学機会があるのなんて、それほど珍しくもないですね。 電車の一両丸々大学の広告だけで占められている車両に乗ったことも 何回かあります。私は興味深く一枚一枚楽しんで読んでいましたが、 興味のない人にとっては読むものがないので苦痛に感じておられる方も いらっしゃるかもしれません。
さて、今回話題にするのは、教育と言う範疇では同じですが、 予備校の広告です。しかし、ちょっと目の付け所が違います。
留学する際に英語の能力を測る試験として「TOEFL」と言うのは 知られていますが、これはアメリカ・ニュージャージー州にある 教育テスト機関(ETS)が実施している試験です。 また、ここではアメリカ国内向けに、大学の入学用試験として SAT を、 大学院の入学用として GRE を実施しています(日本でも受験可能だそうです)。
[大画面] TOEFL の知名度は高いので、参考書や予備校が少なからず存在します。 しかし、SAT や GRE は日本ではあまり知られているとは言えないのですが、 これらの受験をサポートする予備校の広告が高田馬場駅にはあります。
場所は、高田馬場駅の西武新宿線と山手線(正確には埼京線)の境界部分です。 西武方向へ向かう電車の1両目と2両目の連結部あたりに立っています。 ここの看板は、積み上げ式になっていて、上段部分にあります。 面積的には左2/3 が国内大学受験生向け、右1/3 がアメリカの大学受験生向けものです。
また、この看板は、両面とも同じ内容ですので、 西武新宿線側から(写真左)でも、 山手線側から(写真右)でも見ることができます。ですので、 片面で納得するのなら、どちらかの電車に乗るだけで見ることができます。 [左の大画面] [右の大画面]
# 定期を持っている私は毎日両面を見られますが。(^_^)
TOEFL だけでなく、SAT や GRE もメジャーになって、 今まで以上に多くの人がアメリカの大学にもチャレンジするようになれば、 国際的な観点からも好ましいことだと思います。 ただ、現状ではこの看板の内容はあまり多くの人には 理解してもらえていないかもしれません。ちょっと可愛そうな看板です。 頑張ってね、看板君。
# [補足] 在研から帰ってきて見たら(98年12月)、 この看板は撤去されてしまいました。 広告の使命を終えたのでしょうか? 残念です。
濃縮還元 100% ジュースの宣伝文句が「酸味が少なくておいしい!」ってのは
どうも納得いかないなぁ。原料を厳選したらしいけど。
体積が 100% に戻っているだけで、何か添加したのじゃないの?
そのうちに書きます。待っててね。
最近は生えている眉毛を剃って、そこに鉛筆(?)で描く人も多いようだが、
眉毛って丘の頂上に生えているから、毛がなくてもどこに生えるべきかは
判断が付くんだよね。でも、鉛筆の軌跡は、そんなことお構いなしに
丘の中腹にひかれていたりするもんだから、すごく違和感がある。
そのうちに書きます。待っててね。
エネルギー保存の法則から言えば、あの歩くときに出るコツコツという音は、
靴を履いている人が与えたエネルギーの一部って事になる。
と言うことは、同じ距離を歩いても音の分だけ余分に仕事をしたことになり、
疲れやすいと言うことにはならないのかなぁ?
東京の場合、駅の改札等に圧力センサーを床に仕込んで、
人が踏んだエネルギーで電灯ぐらい賄えないかとも考えたりする。
誰か真剣に計算してみませんか?
そのうちに書きます。待っててね。
そのうちに書きます。待っててね。
そのうちに書きます。待っててね。
そのうちに書きます。待っててね。
「小子化」と「少子化」はどっちが正しいのかなぁ? サーチエンジンで検索させると 両方とも出てくる。意味的には後者のようにも思うんだけど、 前者が使われているケースも多いし。なんか意味があって前者なのだろうと ずっと思ってた。たまたま見つけた文部省のとあるページは後者になってますね。 さて、ドッチ!?
ヒョッとしてと思って、両者を含んだページを検索させたら、案の定、 同一文書内に両方が使われているページがあちこちに。ヲイヲイ、 統一ぐらい取ろうよぉ。しかも、自治体や新聞社のページにも。社説にも。 大きな文字(見出し)で書いてあるのと文中の用語が異なるのなんかザラ。 すぐ横に書かれていたり。混同されているんでしょうねぇ。 誰かが指摘しないのかなぁ? 元々誰が言い出した言葉なんだろう? 造語だろうなぁ。謎は深まるばかり。
と思って、広辞苑をひいたらどっちも出てるじゃないですか。アチャー。 造語ではありませんでした。ごめんなさい。でも、意味はどっちもピンと来ないぞ。 人数が少なくなるという意味には取れそうもない。 やっぱり解らない。当て字って事かなぁ?
暑いのでペットボトル入りの烏龍茶(2リットル)を買ってきたんだけど、 その側面に「PET ボトル入り烏龍茶を発明したのは xxx(会社名)です。」とある。 この日本語、おかしくない? どの部分を発明したの? PET ボトルに入れて販売しても品質が変りにくい烏龍茶を発明したの? 最初に PET ボトルに入れたらそれだけで発明になるの? ヒョッとして他社はこの会社にパテント料を払わないと、烏龍茶を PET ボトルに入れて販売できないの? 本当かなぁ? うーん、解らない。 PET ボトル入りオンレンジュースを発明したのはどこの会社だろう?
写真も掲載しようかと思ったけど、それはやり過ぎかなと思って、ヤーメタ。 興味のある方は、コンビニで一つずつ探してみてください。ごめんなさい。
道路を走っていて、ふと極端に短いガードレールが立っているのを発見。 支柱 2本の間に 20cm 程のガードレールがあるのみ。 衝突時にはガードレールに当らなくて支柱に当るよ言うにも思うのだが。 その内に写真を撮ってきましょうね。