Visiting to Cockpit of B747-400 on 98.12.21 : B747-400 のコクピット訪問記


成田行きは LH 710(FRA 13:30 ===> NRT 08:30)。Seat 49C。Boing B747-400。 14:00 前には離陸。33000ft から 35000ft で巡行。自重が重いために上がれない みたい。東京は 10°C とのこと。自分のエリアの担当が頼もしそうな日本人の おばちゃん CA さんだったので、コクピット訪問を依頼。

機内で聞く曲は当然、Ch.11。日本の歌のチャンネルです。1時間のうちの 前半が演歌編。良いねぇ。おお、オーロラ輝子の夫婦道(めおとみち)。後半は ポップス編。アミンの待つわなんてのもかかってる。これまたグッド。 乗ってこれを書いてる。不思議なことに、バッテリー残量がずっと 1% のまま なんだよね。大丈夫かな?

夕食も済んで、ライトも消された 17:00(日本時間 25:00) 頃にコクピットに 入れてもらう。この時飛行機は、ウラル山脈より手前の、全行程(6000km 弱)の 30% 程を消化したところで、まわりは真っ暗。右 1時の方向にオリオン座が 昇ってきていた。始めての B747-400 だったが、グラスコクピットなので見た目は、 以前訪問した Airbus A300 と変わらない。配置されている機器の説明をしてくれて。 今回は 2つほど実演して見せてくれた。一つの Fuel Pump のスイッチを切って、 アラームが表示された時の探索手順を教えてくれた。他には、第2エンジンの スロットルだけを下げると、他の 3機が推力を増す方に勝手に動いたり。 エンジンは見えるの? と質問して窓を覗きこんで見たら、ウイングレットしか 見えなかった。でも彼らは、さっとパネルにエンジンパラメータを表示して、 覗き込むより簡単さと。なるほど。N1(回転計) が 91% 程度、前段の温度が 700°C 弱だった。エンジンのバイブレーションのパラメータもあるとのこと。中央の支柱には 物理的なコンパスもあって、LCD パネルと同じく 074度辺りを指していた。 今回は CA さんがずっと横におられて、10分もいられなかったのが残念だったが、 まぁ、訪問できたのでよしとしよう。でもいつ行っても楽しい空間ですね。


最終修正日 : 99年01月20日

Atsuhiro Hayashi (hayashi@rd.dnc.ac.jp)
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