Date: Fri, 28 Jun 1996 23:11:24 +0900 (JST) Subject: boiled-canna 林です。 # 計算機の環境整備に関する経験談を書きます。<=== 自分のメモでもあります # 第1回目は「boiled-canna が使えるようになった!!」です。 最近、ネットワークの News を読むようになったせいもあり、 通勤電車で、UNIX Mag. を読んでいて、「NetNews 便り」が面白いと思い始めた。 # モデムにつなげる電話回線がないので、Nifty にアクセスしにくい事も要因。 ちょうど、96.06 号には、dserver(CD-ROM 検索)やgnuplot のパッチの情報と、 boiled-canna の新版の案内が載っていた。 以前、県立大学にいた時は、Wnn + boiled-egg を使っていたが、 ここに来てcanna しかインストールされていなかったので、 残念に思っていたのだが、ここは一つ canna + boiled-canna で どこまでやれるかやってみようと、インストールを思い立った。 まず、雑誌の記事から fj.sources に投稿されている事は判ったが、 センターのニュースサーバーからは既に消去されている分(18 Apr 1996) だったので、どこからか見つけて来なければならない。xarchie で検索したが、 見付からなかった。同僚から、ニュースをまとめて閲覧できるサーバーが あると教えられたので、いくつか廻って、 http://lss2-is34.jaist.ac.jp:8000/netnews/index.html に fj がプールされているのを発見した。この中から、目的の記事を 見つけだしファイルにセーブ。by Netscape on Win95. 記事の中には、uuencode された boiled-canna.el.gz が 貼り付けられているのだが、ここから取り出すのに苦労した。 理由の一つには、Win95 用のエディタとして、 秀丸エディタを使っているのだが、行末の空白を勝手に削除して しまうのである。まあ、このような設定にしていたのが悪いのだが、 そのことに気付かずに、生成されたアーカイブファイルが壊れている (crc error)とgunzip がレポートしてくるので驚いた。 結局、ノートパッドでカットペースとした。 他にも、nkf に通してしまって、コードが変化したのかとか、 uudecode のバージョンかと思ったり、結構慌てた。(^_^) やっと、boiled-canna.el が手に入ったので、今まで boiled-egg で 使っていた、.emacs を書き換えて環境設定を行った。 それほど苦もなく使えるようになり、以前のように、 ANK から一発で漢字に変換できる環境を再度手にいれる事が出来た。(^_^) しかも、嬉しい事に、機能の説明のトップに 「 boiled-egg の操作感をなるべく再現する」とあり、願っても ないことであった。実際、操作して見ても、今の所違和感はない。 ちなみに、これと似たものに、canna-boil.el と言うのが mule に付いているのだが、これは漢字の候補を選ぶ際にいくつかのキーを 使わないといけないので、気に入らなかった。 いやあ、快適、快適。 # 作者も「私は canna-boil に馴染めなかったので」との事。 これで、また日本語文章を入力するのが楽しくなる。 ただ、ここまで canna + boiled-canna で入力してきて思うのに、 若干変換効率が Wnn より悪いような気がする。まあ、慣れの問題かもしれない。 と、調子に乗って、次は予定表管理だとばかりに、calendar.el を 使おうとして、ハタと困った。休日のマークが、思いもよらない所に 付くのである。どうもこれは外国(アメリカ?) 辺りの休日のようである。 確かに、.emacs には日本の休日を定義してあるのに、である。 ここから、大変な追跡が始まったのであった。この続きはまた次回。(^_^) 今日も疲れた。お休みなさい。Zzzz... hayashi@rd.dnc.ac.jp P.S. うーむ、安物の小説だー。(^_^;) P.P.S.今後の予定 No.2: 日本の休日が使えるようになるまで。 No.3: Mule2.3 on Win95 以後、不定期に発行予定(があるかも...)