Boiled-canna 導入説明編


Boiled-canna の導入方法を人に説明したので、その時のメールをまとめました。
To: xxxxx
From: Atsuhiro Hayashi 
Subject: boiled-canna
Date: Mon, 06 Jan 1997 18:33:04 +0900

  林@[今yyさんが説明中]です。(^^;

  f7gw2 の canna を使って、boiled-egg ライクに日本語入力を行う
ことが可能になりました。>(^_^)<

  必要なのは、
1) boiled-canna.el の取得
2) .emacs の修正

の2手順です。

1) は、f7gw2 の ~ice/elisp に置いておきましたので、お取り下さい
2) は、面倒だったので、自分の関連マシンから 私の .emacs
持ってきて入れ替えてしまいました。必要なのは、個々人の *.el
(mule 用の emacs-lisp 群、boiled-canna.el を含む)がどのディレクトリに
置いてあるかを指定することです。判らなければ、私の ~ice/.emacs を
参考にしていただければよろしいですが、私の場合、上記 ~ice/elisp に
*.el を置くことにしているので、以下のように指定しています。

>> (setq load-path (cons "/home/ice/elisp" load-path))

  また、boiled-canna.el を自動的にロードしておくために、
以下の一行も加えておきます。

>> (load "boiled-canna")

  ここまで設定できたら、mule を立ち上げてください。
すると、「かんなを初期設定した」旨のメッセージが出て
「普通のmule」が立ち上がります。エディタとしてお使い下さい。

  もし、私のような変換環境(ANK 即漢字)を使ってみたいようでしたら、

3) mule を立ち上げてから「M-x boil」とする。すると「Boiled」と表示される。
4) 後は、ANK を入力して「C-j」で変換する。次候補も「C-j」。
その他の手順は「boiled-canna.el」の中にコメントで書かれていますが、
私がよく使うのは「C-o」、「C-i」、「C-p」、「C-g」ぐらいですかねぇ。

  「ANK 即漢字」の世界をお楽しみいただければ幸いです。
気に入っていただけるとうれしいのですが...。

  ご質問がございましたら、メールないり直接どうぞ。

# 実は、私のホームページの Computer Tips の中に
# そのものズバリではありませんでしたが記事がありました。

hayashi@rd.dnc.ac.jp

===

From: Atsuhiro Hayashi 
To: xxxxx
Subject: Re: boiled-canna 
Date: Mon, 06 Jan 1997 18:44:49 +0900

  再度、林です。

  追加情報です。

>   「ANK 即漢字」の世界をお楽しみいただければ幸いです。

    気に入っていただけましたか?

  一つコツとして、 ANK 文字と 2 バイト文字の間は、
半角一つを空けることです。<<上行参照>>
このフォーマットに慣れるかどうかが一つの鍵でしょうね。
TeX では半角空白は無視されるので、問題ないのですが、
メール等ではある程度ウットオシイと感じられるかもしれません。

  このようなことを知って、私からのメールを読んでいただくと、
区切りの半角スペースがあちこちに空いていることに気付かれると
思います。このような理由から、空いていたのです。

  ではでは。

hayashi@rd.dnc.ac.jp

===

From: Atsuhiro Hayashi 
To: xxxxx
Subject: Re: boiled-canna 
Date: Mon, 06 Jan 1997 18:56:21 +0900

  再度^2 、林です。

  すみません、送ってからもう一つ追加情報に気付いたものですから。ペコ

  boiled-egg や boiled-canna の面白い機能として、
「再変換」があります。例えば、「京都」と変換しようとして、
「今日と」と確定してしまった場合、カーソル移動キーを
使う前なら、「C-j」で再変換が出来ます。
バッファーがクリアーされなようですね。
残念ながら、カーソルを移動させるキーをたたいた瞬間に
クリアーされてしまうので、もう再変換が出来なくなります。

  しかぁ〜し (^_^)、「ひらがな」か「カタカナ」で確定されている
場合は、その部分だけの再変換を行ってくれます。これは、カーソルを
動かした後でも可能ですし、後になってひらがなの部分にカーソルを
移動させて変換させることも可能です。この機能は結構重宝します。

  このぐらいで、忘れていることはなかったかな?

  まあ、また気付けばメールします。

  と言うことで、今日は帰ります。また明日。

hayashi@rd.dnc.ac.jp


最終修正日 : 1997年01月

Atsuhiro Hayashi (hayashi@rd.dnc.ac.jp)
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