https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20220419-OYT1T50000/ 読売新聞 2022/04/20 15:34
===== [引用開始] ===== o ===== o ===== o ===== o ===== o ===== o ===== タイトルからも想像できる通り、今回の高大接続改革の混乱ぶりを書いた本で、 福島で学習塾を経営されている方が執筆された本です。あまり期待せずに 読んだのですが、今回の高大接続改革に関する議事録等を丹念に調べておられ、 混乱状況を良く観察されまとめてくださっていると感じました。 共通試験に機能を満載することが>如何に危険なことなのかや、 教養部解体と共に作題能力が激減したこともちゃんと把握されていて。 一方で、受験産業は粛々と解法を編み出されているわけですから、 太刀打ちできないのも当たり前かと、変に納得したりもしました。 # その意味では、今年の数学IAは一石を投じたことにならないかなぁ。 他にも文科省が大学に対して過干渉なところとか、最後のところは少し 哲学的ではありましたが、家庭教育の重要性を訴えておられたりで、 (本書では取り上げられていませんが)DNC側の委員会等に参加していた者として 振り返る良い材料となりました。 で、実は、我々が2007年にまとめた以下の論文コピーを、書籍を紹介される以前に 川嶋先生から依頼があり、何で今頃? と思っていたのですが、この書籍に 引用(P86)があったからだったようです。出てきてびっくりしました。 >> 林 篤裕, 伊藤 圭, 田栗 正章(2008), >> 「大学で実施されている入試研究の実態調査」, >> 『大学入試研究ジャーナル』、第18号、PP147-153. 紹介内容は入試研究を行っている大学は少ないということを説明する部分で サラッと出てきただけですけどね。御存知の通り、以下の倉本先生の書籍に 再録されていますので、どちらを読まれたのかは判らないのですが (正確な引用情報が掲載されていない)。 >> 林 篤裕, 伊藤 圭, 田栗 正章(2020), >> 第6章 大学で実施されている入試研究の実態調査, >> 「大学入試学」の誕生(倉元 直樹編), 金子書房, PP78-89. 今回の改革を審議していた一連の会議の出席者に送って(特に安西さん)、 感想を聞きたいところです。岡本和夫先生はご自身の名前が出てきているのを ご存知なのかなぁとも(悪者扱いはされてません、念の為)。 ===== [引用終了] ===== o ===== o ===== o ===== o ===== o ===== o =====
【参考】2022年カレンダー
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